【レポート】
フォトエキスポ2004 - 写真の祭典、開幕 デジタル一眼レフがトレンドか
2004/03/20
カメラ映像機器工業会と日本写真映像用品工業会が主催する写真機器の展示会「フォトエキスポ2004」が19日、東京ビッグサイトで開幕した。昨年に比べて会場が1.5倍の広さとなり、出展者も52社と若干増加、主催者側では会期中の来場者について、昨年実績の7万5,400人に対して10万人を目標とする。会期は21日まで、入場料は無料。
デジタル一眼レフカメラ、花盛り
キヤノン、ニコン、オリンパスといったメーカーがデジタル一眼レフカメラを中心に据えたブースを展開。キヤノンは、最新のプロフェッショナル向け「EOS 1D Mark II」と多数のCM展開も図っている「EOS Kiss Digital」を実際に使い、モデルを撮影できるコーナーを前面に押し出す。1D Mark IIもKiss Digitalも、いずれも劣らぬ人気ぶりだった。モデルを撮影した画像は、ブース内の同社製プリンタでプリントアウトできるので、実際の使い勝手に加えて撮影画像の確認もできる。
その正面でブースを構えるニコンは、Kiss Digital対抗の「D70」が中心で、その隣にプロ向けの「D2H」を展示。景品が当たるイベントに加え、D70を使ったモデル撮影も可能だ。こちらもプリントアウトサービスが実施されている。
さらにその隣にはオリンパスのブース。賛同メーカーが新たに3社加わったフォーサーズシステムの「E-1」を豊富に展示。ブースのメインはプロ写真家によるE-1の解説と、E-1によるモデル撮影会。こちらは整理券を配布しているため、混み合わず撮影できる。こちらも撮影画像のプリントアウトが可能なほか、撮影された中から優れた写真を選び出すイベントも行う。
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多くの人の注目を集めていたR-D1 |
一眼レフではないが、エプソンの「Epson Rangefinder Digital Camera R-D1」も大々的に展示。さまざまなレンズを装着した展示機に触れることができ、大きな注目を集めていた。さらに「Colorio me:」など、発表されたばかりのプリンタ新製品も展示されていたが、残念ながらR-D1の撮影画像のプリントサービスは行っていなかった。
コニカミノルタは国際プロフェッショナル・フォト・フェアに引き続き、「α-7 Digital」を展示。相変わらずケース越しのモックアップ展示だが、レンズ群とともに展示されており、注目を集めていた。
コンパクトデジカメも要チェック
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午前中から非常に多くの人が詰めかけていたキヤノンのコンパクトデジタルカメラのコーナー |
春の入学シーズンなどにあわせ、デジタルカメラの新製品ラッシュが続いている。各社ともコンパクトタイプのデジタルカメラをラインナップしており、それら新製品が各社のブースで展示されていた。
キヤノンはPowerShot Pro1/S1 IS、IXY DIGITALなどの新製品を中心に展開。開幕直後から多くの人を集めていた。
オリンパスもE-1ほどの派手さはないが、「CAMEDIA C-8080 Wide Zoom」を始め、発表されたばかりの「CAMEDIA X-3」「CAMEDIA X-350」などを展示。
ペンタックスは、参考出品としてPMA 2004でも公開された光学10倍ズームモデル「Optio MX」や、防水機能を備える「Optio 43WR」を展示。あまり目立たない展示ではあったが、今後の正式発表が期待される。
そのほか、コニカミノルタの「DiMAGE A2」や「DiMAGE Z2」など、富士写真フイルムの「FinePix F710」など、松下電器産業の「LUMIX FZ10」「LUMIX LC-1」など、京セラの「Finecam M400R」「Finecam SL400R」などなど、発売間近の新機種がめじろ押しだ。ほとんどのカメラに触れられ、実際に撮影が可能となっており、撮影画像のプリントサービスを実施しているブースも多いので、新しいカメラを購入する前に、是非訪れておきたい。
そのほかの注目
そのほかに気になったところでは、Leicaのデジタルモジュール。参考出品だが、「LEICA R8」「LEICA R9」をデジタルカメラ化するモジュールだ。ケース越しの展示でモックアップだが、正式発表は9月にドイツで開催されるイベント「Photokina」になるそうだ。画素数は1,000万画素のAPS-Cサイズで、今年末の12月から1月にかけて発売を予定しているという。
二眼タイプデジタルカメラとして独特のスタイルなのが、駒村商会の「MiniDigi」。手のひらサイズでオールドカメラ風の外観。まだモックアップ段階でケース内の展示だが、声をかければ実際に手に触れられるようだ。
また、京セラのブースでは、Finecame SL300R/400Rの前面にアートペインターがペイントを行ってくれる実演コーナーを設けており、持参したカメラに独特のペイントを行ってくれる。また、SL400Rの連写性能を体感してもらうため、マジシャンの都々氏を招き、マジックの模様をSL400Rで実際に撮影、そのタネを暴く、というイベントも開催している。都々氏によればテレビカメラでマジックを撮影してコマ送りにしてもタネは分からないが、SL400Rの秒間3.5コマの連写であれば、炎の中からステッキが現れる瞬間などを撮影できるのだそうだ。
また、カメラメーカー以外ではNTTコミュニケーションズが「CoDen」サービスを派手な演出とともに紹介。インターネット上で画像を共有するなど、デジカメユーザーにもなじみのある機能を中心に説明を行っていた。
今回はカメラメーカーを中心に紹介したが、それ以外にもレンズメーカーやアクセサリメーカーなど、多くの出展企業が豊富な展示を行っており、カメラに関係する製品やサービスが一堂に会している。
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