【レビュー】
1GBの衝撃! Googleの無料Webメールサービス「Gmail」
1 無駄を排したGoogleらしいデザイン
2004/05/08
1GBの大容量メールボックスで話題となっている米Googleの無料Webメールサービス「Gmail」。メールを表示する際に、内容をGoogleのロボットが解析し、関連するテキスト広告を表示することで無料サービスを実現した。だが、そのビジネスモデルに対してプライバシー擁護団体などが「インターネットユーザーのプライバシーを侵害する」と激しく抗議。株式初公開(IPO)が間近と言われる大事な時期に、思わぬ火種にもなっている。
同社は現在、少人数を対象としたGmailのベータテストを実施している。プライバシーの問題に関しては「論より証拠」とはいかないだろうが、実際に使ってみてGmailの可能性や問題点を検証してみよう。
シンプルだけど機能は豊富
GmailがこれまでのWebメールサービスと違うのは、1GBの大容量メールボックスを備えているので、メッセージを削除したり、ローカルに保存したりする必要がないという点だ。容量が数MBのサービスを使ったことがある人なら経験していると思うが、Webメールの整理は面倒な作業である。Gmailは、とにかくメールをため込んで、必要なメールがあるときはGoogleの定評ある検索技術を利用するというスタイルを提案している。
同サービスがサポートしているブラウザは、バージョン5.5以上のInternet Explorer、バージョン7.1以上のNetscape、バージョン1.4以上のMozilla、バージョン0.8以上のMozilla Firefoxなどだ。残念ながら現時点でOperaとSafariからは利用できない。
Gmailのサイトは、ほかのGoogleのサービス同様、無駄を一切排したデザインとなっている。上部に検索ウィンドウ、メール表示画面を中心に左側に「受信箱(Inbox)」「星印(Starred)」「送信済み(Sent Mail)」「すべてのメール(All Mail)」「迷惑メール(Spam)」「ゴミ箱(Trash)」などが並ぶ。
ログインすると「受信箱(Inbox)」が開かれており、新着メール(スパムとしてはじかれたメールを除く)を確認できる。
メール表示画面は、「アーカイブ(Archive)」ボタン、「アクション(More Action)」と「ラベルを付ける(Apply Label)」のプルダウンメニューを備える。アーカイブボタンを押すと、「受信箱」内で表示または選択されているメールが「すべてのメール」に移動する。メールをどんどんため込んでいくのがGmailの利用モデルなので、Googleでは削除ではなく、このアーカイブボタンの利用を勧めている。
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