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【レポート】

Quartz Composerによるビジュアルフロープログラミング

1 Tigerの隠し球? - Quartz Composer

2005/05/26

木下誠

Apple ComputerのMac OS X 10.4(Tiger)には、標準で「Quartz Composer」というアプリケーションが付属している。このアプリケーションは、開発環境であるXcode Toolsの一部という立場のせいか、Appleにもあまり取り上げられていない。しかし、この開発ツールにしてグラフィックツールであるQuartz Composerは、実は非常にエキサイティングで、とても大きな可能性を持っている。

Quartz Composerとは何かと聞かれたら、ビジュアルなフローを使ってグラフィックモジュールを作成できるプログラミング環境、という答えになるだろうか。だが、こんな説明よりも、Quartz Composerの動作画面を紹介すれば、一目で理解できるだろう。次の図が、それだ。

Quartz Composer動作画面

Quartz Composerには、パッチと呼ばれるグラフィックを処理するための小さいモジュールがたくさん用意されている。このパッチをエディタ上でつなぎあわせることで、グラフィックモジュールを作り上げることができる。すべての処理はリアルタイムで行われ、感覚的に操作できる。

また、単なるグラフィック処理だけではなく、マウスやキーボードを使った操作や、RSSの取り込みなどにも対応している。実際、Tigerに付属する印象的なスクリーンセーバであるRSS Visualizerは、Quartz Composerを利用したものだ。このスクリーンセーバとまったく同等のものを作ることもできるだろう。

RSS Visualizerスクリーンセーバ

この記事では、Quartz Composerを使うために最低限必要な知識を解説して、実際に簡単なモジュールを作る手順を説明しよう。ぜひ、この刺激的なプログラミング環境を体験してみてほしい。


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