【レポート】
内之浦・ロケット観光ガイド - M-Vの打ち上げを見に行こう!
5 大混雑の打ち上げ当日
2006/02/07
M-Vロケット6号機の打ち上げは、当初は7月6日に予定されていたが(厳密に言えば、6月26日が最初の予定日だったが、これは第3段ノズル交換のために延期となった)、天候不良による2回の延期のあと、7月10日に実施された。
ここでは、打ち上げ当日の様子をご報告したい。
日曜日の打ち上げ
この日は朝から風が少し強かったが、雨はなく、雲の隙間から太陽も少し見える天気。12時半からの打ち上げ予定だが、筆者は少し早めに、8時くらいに見学所に到着した。この時点では、さすがにまだ人はまばら。
さすがに4日間の延期で、最初からいた人たちは結構帰ってしまっただろうが、日曜ということで、逆に近隣から見に来る人は増えたようだ。見学所では、打ち上げ2時間ほど前の時点で100人くらいまでは数えられたが、それ以降もどんどん増え続け、最終的には数百人規模の人出となっていた。駐車場にあった車のナンバーを見ると、鹿児島や九州の他県からがほとんどであった。
そしていよいよ打ち上げ
見学所には随時、進捗に関するアナウンスが入っており、状況は分かりやすかった。9時15分ころには整備棟の扉が開き、それからランチャーが旋回、M-Vロケットが初めて姿を現した。
打ち上げは予定通り12時30分。カウントダウンのあと、ぱっと点火。赤い炎を出しながらロケットは上昇し、数秒遅れてから轟音が届いた。何度見ても鳥肌が立つ瞬間だ。
ロケットはあっという間に上昇するので、天候によっては打ち上げ後すぐに見えなくなってしまう場合もある。これはまぁオマケみたいなものと考えて欲しいが、今回は一旦雲に入った後、すぐに姿を現し、1分近く見ることができた。これは非常にラッキーなことである。
ところで、ロケットが「飛んでいった」ことは、じつはあまり重要なことではない。衛星分離まできちんとできて、初めて打ち上げは「成功」と言えるのだ。6号機ではおよそ1,300秒後に予定しており、筆者も残ってカウントアップを聞いていたのだが、1,500秒までいったところでいきなりアナウンスが終了。「衛星分離」の瞬間を祝おうと思っていたのだが、ちょっと拍子抜けしてしまった。
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