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【レポート】

CeBIT 2006 - 水冷/ファンレス切り替え電源など、風変わりな電源を紹介

2006/03/18

大塚実

水冷電源、グラフィック用電源

Thermaltakeの「Dual Power 520W」は、冷却ファン利用時には定格の520W、ファンレス時には少し抑えた380W出力となるATX電源。これまで、ファンレス/ファン使用を切り替えられる電源はあったが、この製品が変わっているのは、ファンが入ったモジュールを物理的に付けたり外したりすることで、それを切り替えている点。スイッチで切り替えても同じだとは思うが、方法としては非常に分かりやすい。

「Dual Power 520W」。通常は520W

こうやってファンを外すと380W出力に

「400W Fanless +」は、水冷を採用したATX電源。水冷の電源というだけでも珍しいが、面白いのは水冷のホースを外すと、こんどはファンレスの350W電源になるという点。水冷時には400Wの定格出力となるそうで、じつはそれほど出力は変わらなかったりする。

水冷電源の「400W Fanless +」

反対側には放熱フィンも付いている

そして「Power Express 250W」は、グラフィックカード用の電源モジュールだ。ハイエンドVGAは消費電力が大きい上、SLIやCrossFireなどで2枚利用する場合もある。この製品により外部から電力を供給することで、メイン電源だけでは出力が不足してしまう場合でも、電源を大容量のものに買い換えなくて済む。本体は5インチベイに搭載可能で、6ピンコネクタが2系統用意されている。

グラフィック用電源「Power Express 250W」

マイナスイオン電源、クーラー電源

台湾Channel Well Technologyは、空気清浄機能が付いたATX電源「A-Live」を展示していた。マイナスイオンを出し、空気中のホコリや煙などプラスに帯電した粒子に吸着させて、地面に落とさせるというもので、ブースのデモでは、密閉した空間にタバコの煙を充満させ、電源のスイッチを入れて空気が綺麗になっていく様子を紹介していた。

タバコの煙がモクモク

数分後にはもうこんな感じ

インターネットカフェのPCにいいということだったが、ヘビースモーカーであれば、自宅のPCに入れるのもいいだろう。250/350/450/550Wというラインナップで、5月の出荷予定。価格は、550Wのものが120ドル程度になるそうだ。

そのほか冷却機能が付いたATX電源「Ice Cube」も展示していた。おそらくペルチェではないかと思われるが、電源の下にヒートシンクのようなものが付いており、これがキンキンに冷えていた。同社によると、ケース内温度を低下させ、CPU温度を5〜10℃、GPU温度とシステム温度を5℃以上、それぞれ下げる効果があるそうだ。

冷却機能付きの「Ice Cube」

Ice Cubeを使ったデモ機の温度表示

ケースファンが不要になるので、静音効果も期待できるという。電源自体は通常のATX電源で、出力は550W。こちらも120ドル程度の価格を想定している。


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