【レビュー】
速攻試用「Movable Type 3.3 Beta 1 日本語版」 - Web 2.0的機能を追加
1 全体の機能をまんべんなく強化した優等生
2006/06/07
押さえるところは押さえたWeb 2.0的機能の数々
シックス・アパートは2日、同社のブログソフトの次期バージョン「Movable Type 3.3 Beta 1 日本語版」のベータテストを開始した。さらに6日からは、日本語のMovable Type 3.3 マニュアル(ベータ版)の公開も行われている。
現行のバージョン3.2では(コメントやトラックバックの)スパム対策に重点がおかれていた。テスト用に配布されているMovable Type 3.3 Beta 1 日本語版を触ってみたところ、ひとつの機能に注力して開発しているというよりは、まんべんなく機能が強化されているという印象だ。とはいえ、ダイナミックにサイズ変更できる入力フィールド、運用面でのRSSフィード活用、Tag機能の追加など、今話題のWeb 2.0要素をさりげなく採り入れているところは、さすがシックス・アパートである。本稿では、そうした新機能を中心に、来るべき「Movable Type 3.3 日本語版」の特徴について紹介していこう。なお、この記事はMovable Type 3.3 Beta 1 日本語版をもとに作成しており、正式版とは異なる可能性があることをご了承いただきたい。
ダイナミックにサイズ変更できる入力フィールド
まずは、ユーザーインタフェース部分から見ていこう。3.2のインタフェースをほぼそのまま踏襲しているが、一部の項目で配置が変わっていたり、「基本 / 詳細モード」で表示内容を切り替えるようになっていたりするなど、いくつか変更が加えられている。
中でも、ユーザーにとって一番メリットが大きいのは、「ダイナミックにサイズ変更できる入力フィールド」だろう。新規エントリー画面の「エントリーの内容」欄やテンプレート画面の「テンプレートの内容」欄には、右上に「大きい」「小さい」ボタンがつき、これまで固定サイズであった入力欄の縦幅サイズを変更できるようになっている。これで、記事やソースコードを書く際のわずらわしいスクロール作業から開放されるのはありがたい。
その他に目に留まる点は、エントリー管理画面やテンプレート管理画面の各リストの右端に追加されたリンクアイコンだ。そのアイコンをクリックすると、別ウィンドウで該当する記事ページやRSSファイルが開くようになっている。記事やテンプレートの内容を確認したくなるケースは意外と多い。こうした手段を増やすことで、確認作業の効率化が図られるだろう。
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