【レポート】
究極の検索・コンテンツ・コミュニティのために - ネットはどう学問されているか
1 主役の変遷
2007/01/28
東京大学 メディアコンテンツに関する学部横断型教育プログラムとヤフーによるパネルディスカッション「次世代インターネットポータルビジネスの展望」が26日に開催された。これは東京大学の平成18年度冬学期「メディアコンテンツ特別講義1」(東京大学工学部電気系学科)全13回の最終回として行われたものだ。メディア上で流通する様々なコンテンツの創造教育を、学部の枠組を超えて横断的に行うという産学連携の取り組みで、ヤフーの社員を講師として招き催されてきた。
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東京大学大学院情報理工学研究科 工学部教授 相澤清晴教授 |
東京大学大学院情報学環 工学部教授 原島博氏 |
東京大学大学院情報理工学研究科 工学部教授 石塚満氏 |
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ヤフー 検索事業部 事業部長 井上俊一氏 |
ヤフー マーケティング本部 本部長 大蘿淳司氏 |
IT業界における主役の遷移とコンテンツ技術
今回のコーディネーターである相沢教授の進行で、はじめに原島教授から総論が述べられた。
コンピュータの誕生が(諸説あるがENIACとするなら)1946年、当初は専門家のみが使用するものであった。東大に大型計算機センターが設置されたのは1965年、専門家でなくとも科学者であれば使える、というのがこの頃。70年代からビジネスに導入されてくると、「企業の情報化」が起こった。続いて80年代にパーソナルコンピュータが登場し、「個人の情報化」時代となった。さらにネットワークの時代となった90年代には「社会の情報化」が起こった。
システムの時代、PCの時代、ネットワークの時代とパラダイムシフトを繰り返し、今のITの主役はコンテンツへとシフトしつつある。企業、個人、社会と情報化が進んだが、ここまでをインフラと考えると、その土台の上に現在のコンテンツの時代が築かれている形になる。
しかし単にインフラを整備していくのではく、どう使っていけば良いかということが求められる時代でもある。
コンテンツ技術は、デバイス技術・ユビキタス技術・ネットワーク技術の上に成り立つものである。単にコンテンツだけ知っていれば良いというわけではなく、垂直統合で上から下まで通して何ができるか、ということを考えていかなくてはならない。
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