【レビュー】
注目の「Apple TV」を試す
1 MacとiTunesを"イイとこ取り"した「AppleTV」がついに登場
2007/03/30
1月のMacworld Conference & Expoで正式に公開された「Apple TV」。発売を心待ちにしていた向きも少なくないはずだ。今回、アップルジャパンのご厚意でApple TVを試用する機会に恵まれたため、その機能の概要と使用感についてレビューしてみよう。
セットアップは"インフラ"に注意
Apple TVのパッケージを開けると、現れるのは上面にリンゴのロゴと「tv」の文字が配されたApple TV本体と、Apple Remote。Apple TV本体を取り出すと、ケーブルやリーフレットの類が出てくるが、CD-ROMなどコンピュータを感じさせる付属品は見あたらない。本体(Apple TV)をテレビにつないでリモコン(Apple Remote)で操作してくれ、というAppleからの宣言だと解釈することもできる。
Apple TV本体の背面に目をやると、3色のコンポーネント端子とHDMI端子が目に入る。映像出力はこの2系統のみ、ハイビジョンテレビを前提とした設計だ。LAN / インターネットに接続してiTunes(またはiTunes Store)上の楽曲 / 映像にアクセスするために、HDMI端子の左横には10 / 100BASE-T端子が用意されているが、内蔵のIEEE 802.11nに対応した無線LAN機能を利用したほうが、おもにリビングに設置されるはずのApple TVには好都合だろう。
つまり、Apple TVをAppleの意図どおりに使うのならば、iTunes 7.1以降がインストールされたMacまたはWindowsマシンのほかに、HDMIまたはコンポーネント入力端子を備えたハイビジョンテレビ(およびケーブル)と、Apple Extreme Base Stationが必須、ということになる。Apple TV自体は36,000円前後とiPod並みだが、"インフラ"の費用を含めると、相応のイニシャルコストが必要だ。
セットアップは簡単、HDMI(またはコンポーネント)ケーブルでテレビに接続し、電源ケーブルを接続するだけ。最初に使用する言語を選択する画面が現れ、続いてネットワークを設定すればOK。筆者の場合、「ワイヤレスネットワーク」画面でAirMac Extreme Base Stationを選択、その後ソフトキーボードでパスワードを入力して作業は完了した。Apple Remoteを利用した文字入力は少々面倒だが、そうたびたび行うものでもないので、特記するほどのこともないだろう。ただしオンラインヘルプの類は用意されていないため、ネットワークの設定でつまづくと多少の面倒はあるかもしれない。
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