【ハウツー】
Webブラウザだけで動くマッシュアップエンジン「Afrous」を試す!
1 マッシュアップエンジン「Afrous」とは?
2008/01/21
マッシュアップサービス&ソフトウェアが増加中
この3、4年の間に、様々なWebサービスがAPIを公開し、これらを組み合わせて利用するマッシュアップという動きが盛んになりました。当初はマッシュアップを実現するにはプログラムの知識を必要としましたが、1年ほど前に発表された「Yahoo! Pipes」は、Webサービスデータのリミックスをエンドユーザレベルでも可能な方向に加速させました。
そしてさらにこの1年あまりの間に、Webサービスデータのマッシュアップを実現するサービス/ソフトウェアがどんどん増えてきています。米Yahoo!のPipesに対抗してMicrosoftの「Popfly」もこれに追随しようとしていますし、その他大小さまざまなベンダーがマッシュアップサービスをASPとして提供し始めています。
米国のみならず、同様の動きは日本国内にもあり、近年では以下のようなものが発表されています。
また、PipesのようにASP型で提供されているわけではありませんが、データのリミックスを実現するソフトウェアとしては以下のようなものもあります。
JavaScriptベースのマッシュアップエンジン「Afrous」
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【画面1】「Afrous」の情報にはこちらからアクセス可能 |
今回紹介する「Afrous(アフロス)」は、上記と同様にデータのリミックスを実現するマッシュアップソフトウェアではありますが、上記のサービスやソフトウェアとは一風変わっています。
Afrousの本質を一言で言うと「JavaScriptですべて記述されているマッシュアップエンジン」である、ということです。マッシュアップ処理はクライアントWebブラウザ内のJavaScript上で行われます。サーバプロセスは全く関与しません。
サーバ側のプログラムには依存しないため、アプリケーションサーバがどのようなプログラム言語で書かれていようが関係ありません。それどころかローカルに保存した静的HTMLファイルでもAfrousを動作させることもできます。
また、サーバサイドでマッシュアップを行う場合には、集中するリクエストをさばくためのサーバのスケーラビリティに気をつける必要がありますが、Afrousではあまり気にせずに運用することができます。
マッシュアップがクライアント側で動作することにより、ローカルネットワークへのアクセスなどさまざまな利点を享受することもできます。この点はASP型のサービスとローカルアプリケーションの中間の性質を持っていると言えるかもしれません。
「Afrous」について
「Afrous」は2007年I期未踏ソフトウェア創造事業のプロジェクトに採択された「宣言的アプローチによるJavaScriptマッシュアップエンジンの開発」の中で作成されたものであり、同事業の支援を受けて開発されました。
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