【ハウツー】
ゼロからはじめるMitaka - 国産天体シミュレーターソフトで宇宙を堪能する
6 探査機を使ってみよう.1
2008/03/31
太陽系を離れて
ズームアウトを続けてある程度まで地球から離れたら、[表示] → [探査機の軌道] から探査機にチェックを入れてみましょう。画面には、探査機がたどった軌跡が表示されます(軌跡のデータは2006年末までのものです)。探査機をターゲットにして、ズームアップすることも可能です(図20)。
打ち上げられた年月日まで時間を戻してから [4] キーで時間を進めることで、探査機が進んで行く様子を観察するのも良いでしょう。例えばボイジャー2号は、約175年に一度という好条件な惑星の配置を利用して、木星・土星・天王星・海王星を一時に探査することに成功しました。そのときのこの探査機の進路と各惑星との関係を調べるのも面白いでしょう。
また、土星探査機カッシーニが金星と地球の引力をうまく利用して土星の軌道に乗るまでの様子をシミュレートするのもお勧めです(図21)。このとき、惑星の拡大率は [拡大3] に、時間の間隔は1週間程度にしておくと良いでしょう。
さらにズームアウトすると100天文単位(約150億km)のスケール線を越えますが、ボイジャー1号の軌跡はここまで伸びています。この探査機は打ち上げから30年経っていますが、いまだに14時間をかけてデータを地球に送っているとのことです。実際に100天文単位という距離を「Mitaka」で実感すると、そのすごさがより理解できるでしょう。
1000天文単位の円環を超えると、オールトの雲と呼ばれる天体群が見えてきます。もはや太陽系の惑星群は点として確認できるのみです(図22)。
10光年から1000光年のあたりには、ギリシャ神話などでよく知られている星座や恒星を多く見かけます。3000光年を過ぎると星の表示が少なくなるのは、現在の技術では正確に観測できないために「Mitaka」のデータベースに情報が入っていないからです。逆に、夜空に見える星は、ほとんど3000光年までに含まれているということになります(図23)。
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