【レビュー】
シンプルだから自分なりに使いたくなる、付箋サービス『lino』を試す!
1 アイデア整理にはメモソフトより"付箋"
2008/05/07
インフォテリア・オンラインが運営している『lino(リノ)』は、自分用の"キャンバス"に自由に"付箋"を貼れるオンライン付箋サービスだ。最近のWebサービスにしては説明しやすいシンプルなコンセプトだが、それだけに汎用性が高い。そして、ちょっと気の利いた付箋の機能と、キャンバスを複数設置できる点が、デスクトップ用の付箋ツールとは違った便利さを提供している。
「便利」よりも「面白い!」が先に立つ、アナログっぽさと今っぽさ
まずはサイトの説明にあるとおり、ToDoリスト・備忘録として使ってみよう。付箋を新規作成し、必要な項目を入力して貼り付ける。広いキャンバスを活用して、期限ごとに並べたり、さらにアイコンや付箋のカラーで情報を視覚的に整理できる。このへんは説明不要で操作が可能だ。付箋はタグに対応しており、キーワードを入力しておけば関連する付箋だけをハイライト表示することができる。同様に日付を設定しておけば、同じ日付の付箋だけを表示することが可能だ。
この付箋はメールソフトから投稿することができる。各キャンバスにメールアドレスが付与されており、そのアドレス宛にメールを送ると内容が付箋として貼り付けられるのだ。linoにログインしなくてもメモができ、外出先でも携帯電話から送っておけばOK。備忘録としてはかなり便利だ。
最近、手を動かして考える感覚を忘れていないか?
これはToDoだけでなくアイデア帳としても活用できそうだ。専用にキャンバスを作成し、思いついた企画やネタをメールで送っておけば、書いたものをなくすこともない。携帯電話にもメモ機能はあるが、その後の活用がしづらいし、全てを一覧できないというのがアイデアをまとめる段階でネックになる。
情報をデータベース化するツールは数多くあるが、ソートや抽出は簡単でも、複数を並べて見比べたり重要度を位置関係で表現するなどのフレキシブルな操作はやりにくい。linoではキャンバスという一覧性ある領域の概念により、入力した内容が"情報"だけでなく"物質"のような性質を持つ。物理的に付箋をホワイトボードに貼るときのような使い方ができる点が、情報の効率的処理よりも考えを練る作業に適している。
たとえば、ブレインストーミングのようなこともできる。付箋に書き出したトピックをホワイトボードに貼り出し、並べ替えたり関連付けたりして企画を組み立てていくものだ。複数人で企画会議などをするときの手法だが、ひとりでやるなら場所要らずのlinoが便利だ。
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