【レポート】
つながる医療機器開発に向けた「コンティニュア設計ガイドライン」が完成
1 健康機器向け設計ガイドライン
2009/02/03
世界中で10億人が過剰体重
Continua Health Allianceは2月3日、健康管理機器の相互運用を可能にする「コンティニュア設計ガイドライン第1版」が完成したことを発表、都内で記者会見を開催し、その概要の説明を行った。
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Continua Health Allianceのエグゼクティブ・ディレクターのチャック・パーカー氏 |
Continua Health Allianceのエグゼクティブ・ディレクターのチャック・パーカー氏は、ホームヘルスケアの必要性について、「世界的な過剰体重、慢性疾患の患者数は、過剰体重で10億人、慢性疾患の患者が8億6,000万人、60歳以上の人口6億人で、慢性疾患にかかる医療費は医療費全体の75〜85%にのぼる」とし、Continuaとしては、疾病にかかった人たちの治療と同時に、「家庭での健康管理による、健康増進や疾病予防が重要になると考えている」(同)と語る。
そのためContinuaでは、"予防的な健康管理""慢性疾患管理""高齢者の自立支援"の3分野を柱に取り組んでおり、「的確な技術を用いて自宅で個人が健康を管理することが必要で、今後はそうした健康器具をネットワークで接続してデータのやり取りをすることで、新たな活用方法を見出す必要がある」(同)とする。
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総務省 政策統括官(情報通信担当)の戸塚誠氏 |
来賓として参加した総務省の政策統括官(情報通信担当)の戸塚誠氏は、「政府はICTの利活用を促進して国民の生活、利便性の向上を目指しているが、健康はこれまであまり関心を持ってこなかった」としながら、「現状の医療問題として、総務省では遠隔医療に注目しており、他の省庁と協調した懇談会を組織、2008年に中間取りまとめを行った。現在はモデル事業の展開を図っており、2009年の春頃には結果が出てくるはず」(同)と、医療に注目が向いていることを強調する。
また、今回のガイドラインの策定について、「パーソナルヘルスケアの機器の通信フォーマットが決まることで、スムーズな製品展開ができるようになり、かつICTの活用により利便性が高まるはず。それはとりもなおさず遠隔医療にも成果が出てくるはず」(同)との期待を見せる。
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