【レポート】
糖尿病に効く? 有名シェフ考案の低糖質イタリア料理を直撃
1 意外? 低糖質メニューを実施しているのはあの名店
2009/02/24
健康志向が高まり、メタボリックシンドローム対策などが注目を集める昨今、レストランではカロリー制限や健康を意識したメニュー開発が盛んに行われている。とはいえ、もともとヘルシーといわれる和食と違って、高カロリー・高糖質なイメージのあるイタリア料理では難しいのでは? ――そんな先入観を覆すのが、東京ミッドタウン内にある本格イタリア料理レストラン「ボタニカ」の低糖質メニュー。シェフ自身がメタボリックと高血糖を克服したという低糖質メニューの内容とその効果をレポートする。
50キロの減量に成功!! シェフが実践した糖質制限食のパワー
低糖質イタリア料理を提案したのは、昨年発売された『ミシュランガイド東京2009』でも2ツ星を獲得したイタリア料理の名店「リストランテASO」「アルジェントASO」率いる阿曽達治シェフ。職業柄、食べることが多く、体重増加と血糖値の高さに悩んでいたときに、京都にある高雄病院理事長の江部康二氏の著書『主食を抜けば糖尿病は良くなる!』(東洋経済新報社刊)の糖質制限食に出会った。「江部先生の理論は、糖質を減らせば肉類やアルコールは好きなように摂ってOK、というシンプルなものです。実は、イタリアンはパスタとドルチェを除けば、もともと糖質の少ない料理。『これなら』と思い実践したところ、閉店後の夜中に肉や魚をお腹いっぱい食べていたにもかかわらず、どんどん体重が落ちていきました。それまで実践していたカロリー制限ダイエット法と違い、ストレスから解放されたうえ血糖値などの数値も改善されたので、ぜひ多くの方に紹介したいと思い立ったのです」と阿曽シェフは語る。
人によって向き不向きはあるものの、「糖質を減らしてしばらく経つと、脂質などでエネルギー代謝をするように身体が変化するので、体調不良も起こらない」とのこと。なんと阿曽シェフ、この方法により3年間で50キロの減量に成功したそう。阿曽シェフのすすめで実行した「ボタニカ」の料理長、新井田光央氏はなんと3カ月で30キロの減量に成功。昔の写真と比べると見違えるようにスリムで健康的な2人の姿に、思わず期待が高まった。これは、想像以上かもしれない!?
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