【レポート】
グレープシティがAzure移植に向け検証を実施 - その問題点とは
1 3000を超えるの私立学校に提供
2009/05/15
グレープシティは仙台に本社を構えるシステム開発会社だ。前身である文化オリエントは1980年に創業、1983年から私立学校法人向け学校会計ソフトウェア「LeySerシリーズ」の開発・販売を手がけてきた。時代に合わせて変化してきた「LeySerシリーズ」が、次のステップとして「Microsoft Windows Azure」を活用すべく動き始めている。今回はその事例を紹介しよう。
学校法人のバックエンドを受け持つ「LeySerシリーズ」
学校法人の会計は一般企業とは項目も違っており、一般企業向けの会計ソフトを流用することが難しい。1980年代当時、学校法人向けに作られたシステムは存在しなかった。
「弊社のファウンダーは教育にも熱心で、宮城明泉学園という幼稚園も経営しています。現在でも園児数は約2000人、おそらく国内最大の幼稚園でしょう。そこで、会計事務や学校事務を効率的に行うために開発されたのがLeySerシリーズです」と、グレープシティ レーザー事業部 開発統括部長の中村亨氏は語る。
最初は数人で内部的に作成したものだったが、会計事務所から十分に売り物になるという評価を受け、販売開始したのが1983年だった。
学校会計を中心に、資産管理、学校給与、学費管理、教務という連携パッケージが加わり、全体で5つのパッケージで構成される「LeySerシリーズ」は、現在では幼稚園から大学、専門学校まで、約3000の私立学校法人で使われるまでになっており、私立学校法人の約40%が利用していることになるという。
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