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【コラム】

理系のための恋愛論

148 初デートの次、また次、そのまた次…いったいあなたはどうする?

2004/09/03

酒井冬雪

初めてのデートでどこへ行ったらいいんだろう? と悩む男性は多いことでしょう。情報誌を読んだり、テレビの情報番組を観たり、友だちに相談したりして、あれこれ悩みながら、とっておきで最高のデートプランをつくりあげる誠実な男性は、この世にたくさんいると信じています。

幸運なことに、向こうも自分に好意を抱いていてくれているならば、よほどのポカをやらかさなければ、初デートは必ずや成功することでしょう。

女の子には理解できない部分がたくさんあるものですが、それでも、最初のデートのときくらいは気まぐれやワガママ、ヒステリーだっておさえてくれるものです。

それが仮に、自分としてはあまり好きではないデートコースだったとしても、気になる男の子といっしょにいるだけで楽しい。彼が自分を気遣って一生懸命になってくれているのが楽しい、というあたりを評価してくれて、初デートに満足してくれるやさしい女性は星の数ほどたくさんいるのです。

問題はその後です。初デートを、それから数回のデートをとってもヨロコんでくれたので、彼女の本当の好みを聞くことを忘れてしまう男の子のなんと多いことでしょう。

たとえば、私にとっての気楽なデートは、午前中のまだお店がすいている時間にデパートへ行き、こぎれいなお店でランチを食べてからブラブラ歩く……です。理想のデートは、というとこれは長くなるのでここでは省略ですが、ひねったデートより正道のデートが好きです。ホホホホホ。

しかし、私のウィンドウショッピングにかける時間と歩く距離は殺人的だと、妹や母親からも逃げられておりますので、当然、殿方が付き合ってくれるはずがありません。

ですので、買い物には不本意ながらひとりで行かざるを得ないのです。裏を返せば「自分の好きなことを一方的に彼に押しつけたりはできないわね」という気持ちがある……といえなくはないです。

ほとんどの女性にはそういうやさしさや思いやりがあるからこそ、相手の好みにあわせたデートをしつづけちゃったりするようです。

それでは、男の子の好みのデートって、いったいどういうものなのでしょう。

付き合いの長い人たちで、どちらか一方、もしくは双方がひとり暮らしをしていると、相手の部屋に入り浸ってゴロゴロ寝転がっている、という状況がよくあるようです。

「寝てるだけじゃない。ゲームだってしてるし、コンビニでビールと弁当だって買ってきた」と言い張る男性もいらっしゃるでしょうが、いつもこういうデート(書いてて、デートとよんでいいのか疑問になってきた)というのは、いかがなものでしょう。

こういうデートばかりしつづけていながら、彼女に対して、「なんか最近、おしゃれしてないよね」とか「たまにはスカートはくとか、ワンピース着たりしてほしい」とか、自分側から要求ばかりすることに思い当たる殿方はけっこういらっしゃるやもしれません。

が、私にいわせてもらうと「おしゃれしてほしいのなら、彼女をおしゃれする気にさせるだけのことをしてあげてるの?」というところです。

「仕事で疲れてるんだ」という気持ちはわかります。「土日くらい寝かせてくれよ」といいたくなるのもわかります。

でも、せめて月に一度くらいは、外出する(お金かけなくてもいいから)姿勢をみせてあげてほしいものです。

また、「付き合いは長いけど、相手の部屋に入り浸ったって寝てばかりいない。オレはちゃんと外出してる! 仕事が終わってから、彼女と飲みにいったり、土日だってちゃんと出かけている」という方もいらっしゃることでしょう。

それでは、出かけて何をしているか思い出してみてください。毎週、毎週、秋葉原通いにつき合わせていないか。自分の趣味の草野球や草サッカーにひたすら付き合わせていないか。マンガ喫茶にこもっているだけではないか、などなど。

自分の楽なほう、楽なほうへと持っていって、彼女にあわせてもらっているのではなかろうか? と胸に手をあてて聞いてみてほしいのです。

「いや、そんなことはない。どう考えても彼女もヨロコんでいてくれている」という方もわりといることでしょう。

それでも、やっぱり月に一度くらいは、彼女に「どこか、行きたいところない?」と聞いてみたり、行き先をかえて、苦手でも秋葉原以外の街歩きデートをするなりしてほしいと思います。

あわせてもらうばかりでなく、相手にもあわせるということができると、ふたりの付き合いは長くよいものになるはず、と信じたい気持ちの私です。


酒井冬雪です。最近、私のウィンドウショッピングに付き合ってくれる人をみつけました。それは……姪っ子。とても気が合っていて幸せです。自分がおばさんになって、高校生の姪に付き合って買い物したりするのが今から楽しみ、って、いえ、まだまだ自分もイケる! と思いたいのですが。では、またね。


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