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【コラム】

Windows XPスマートチューニング

208 ディスクレイアウトの最適化を強制実行する

2006/03/25

阿久津良和

こんにちは、阿久津です。米現地時間の20日から22日に行われた「MIX 06」 で、面白い動きがありました。同カンファレンスは、インターネットを対象としたデベロッパーやデザイナー、ビジネスリーダーを対象に、Ajax、Web 2.0など次世代Webの方向性をテーマに様々なセッションが行われるMicrosoft主催のイベントで、WPF(Windows Presentation Foundation)などネットワーク機能に関するプログラムのほか、Windows Vistaの話題もあがり、多岐にわたった紹介が行われたようです。

さて、これらの中でも注目株なのがInternet Explorer 7.0でした。すでにベータ2プレビュー英語版が公開されているので、チャレンジ精神旺盛の方は導入されていることでしょう。このカンファレンスではBill Gates氏も基調講演のスピーカーとして壇上に立ちましたが、注目すべきは"日進月歩よろしく発展するWeb技術に沿うため、Internet Explorer 7.0リリース後は、最新版を9〜12カ月毎にリリースする予定"という発表。ここにきて、本腰を入れ、Webアプリケーション(タブブラウジングやCSSのサポートなど)の重要性を踏まえた戦略をとり始めたといえるのではないでしょうか。

この発表にあわせて、ベータ2プレビュー英語版もリフレッシュ(3月20日)版に更新。以前のバージョンは「7.0.5296.0」だったのに対して、リフレッシュ版は「7.0.5335.5」と若干のバージョンアップが行われています。変更箇所に関しての詳細は発表されていませんが、CSSとセキュリティに関していくつかの変更が行われている様子。

リフレッシュ版をインストールする場合、以前のベータ2プレビュー英語版を使っている方は、プログラムの追加と削除の<更新プログラムの表示>にチェックを入れてから「Internet Explorer 7 Beta 2 Preview」をアンインストールしなければなりません。ただし筆者が試した限りでは、うまくアンインストールできなかったため、別環境にてリフレッシュ版の動作を確認しました(最終的にはシステムの復元に頼らざるを得ませんでした)。Internet Explorerのアンインストールは過去の事例を見てもシステムに大きな影響を及ぼしますので、扱いには細心の注意を払うことを強くお勧めします。

閑話休題。今週はレジストリを使わないちょっと変わったチューニングを紹介しましょう。そもそもWindows XPには、よく使うアプリケーションを素早く起動するためのディスクレイアウトの最適化(Prefetch)機能が備わっています。しかし、同機能は一定日以上の間隔とアイドル状態下でしか実行されないため、なかなか実行されません。そこで、このディスクレイアウトを強制的に実行する手順を紹介します。

1.<スタート>メニュー→<ファイル名を指定して実行>と選択。
2.名前欄に半角で「%windir%\Prefetch」と入力し、<OK>ボタンをクリック。
3.Prefetchフォルダが開いたら、「実行ファイル名{-数値}.pf」というファイルが大量に保存されているので、ここから最適化に含めたくないファイルを削除する。
4.次に「Layout.ini」ファイルを削除。
5.一度Windows XPを再起動する。
6.再起動したら<スタート>メニュー→<ファイル名を指定して実行>と選択。
7.前欄に半角で「Rundll32.exe advapi32.dll,ProcessIdleTasks」と入力し、<OK>ボタンをクリック。

これで画面には何も現れませんが、ディスクレイアウトの最適化が行われ、数10秒から数10分でハードディスクのアクセスランプが消灯。これで作業完了となります。手順3で削除する拡張子「.pf」ファイルですが、削除する判断基準としてファイル名の最初に「_(アンダーバー)」が付いているものや「TMP」が含まれるファイル、「SETUP〜」と何らかのセットアッププログラムと思われるものは削除して問題ないでしょう。面倒な場合はすべて削除しても、また自動生成されるため問題ありません。その場合はステップ7を数回実行してください。

それでは、また次号でお会いしましょう。

阿久津良和(Cactus)


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