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Gnutellaライクなファイル交換技術を使用したコンテンツ検索サイト「KaZaA」

2000/08/18

オランダのfastTrack社は、NapsterやGnutellaに代表される、ファイル交換技術を用いたコンテンツ検索サイト「KaZaA」を展開中だ。特別なソフトをダウンロードする必要はなく、普通の検索サイトで検索を行うように、ファイルの検索をすることができる仕組みとなっている。もちろん、ダウンロードも可能。日本語インタフェースも用意されており、将来的には、メディアコンテンツを直接やり取りできるプラットフォームを、世界中で展開していくという。

検索結果画面。「!」がついているのが、ウィルスが付着している可能性のあるファイル。

現在、同サイトで扱っているのは、音声ファイル、画像ファイル、文書ファイルとソフトウェア。ユーザーがこれらのファイルを検索するのに、特殊な操作は全く必要ない。テキストボックスに検索したいファイルに関連する文字を半角英字で打ち込み、検索ボタンをクリックするだけ。しばらく待つと検索結果が表示されるので、欲しいファイルを選んでダウンロードする。

例えば、マドンナに関連するファイルが欲しいと考えた場合、「madonna」と打ち込んでしばらく待てば、madonna」というキーワードに関連するファイルが一覧となって現れてくる。あとは、その一覧の中から、自分の欲しいファイルをクリックするだけで、ダウンロードが開始される。

これらのファイルは、ファイルを共有するネットワークに接続されたコンピュータ上から逐一検索され、ダウンロードされる。つまり、このネットワークに参加者が増えれば増えるほど、欲しいファイルが得られる可能性も高くなる。同社が、同サイトを「メディア・サーチ・コミュニティ」と位置づける理由だ。

同社は、この仕組みにより、個人間におけるコンテンツの商業プラットフォームを作るのが目的であるとしている。将来的には、ファイルやデータ等の著作権所有者が、コンテンツ利用者から直接支払いを受けられるようなシステムの構築を目指す。現在の所は、そういった仕組みは導入されていないものの、年末には登録されているファイルをダウンロードするときに、課金設定できるようにする予定。

ファイル交換技術に関しては、Napsterの裁判で争われている著作権の問題や、セキュリティに関する問題など、数多くの問題点が残っている。同サイトでも、現在の所は著作権を侵害しているファイルや、コンピュータウィルスに対しては、ユーザーに自己管理を要請しているような状態となっている。

しかし、ファイル交換技術には、技術的に優れた点も多くある。今後は、この技術をなんらかの形で生かすことを目指し、フィルターによるチェック機構や、同サイトのコンテンツに対する課金の制度など、前向きな試みや議論が必要となっていくだろう。

関連記事 - GnutellaをLANで使ってみよう
http://pcweb.mycom.co.jp/special/2000/gnutella/

KaZaA
http://www.kazaa.com/

サイト画像はこちら
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2000/08/18/06.html


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