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2000年Palmの急成長が顕著に - 矢野研経済究所 PDA市場の調査結果発表

2001/06/05

矢野経済研究所は5日、急速に普及するPDA(携帯情報端末)市場における市場調査の調査結果を発表した。これによると米最大手Palm社の参入などによる市場の活況、需要の拡大の予測をする一方で、今後の課題とも言える「使い方」の問題にも提言している。

調査は2001年1月から4月にかけて、PDAメーカー12社及び関連会社に対する面接取材及び電話取材で行われた。

調査結果によると、現在国内のPDA市場におけるOSは事実上WindowsCE(PocketPC含む)、Palm、ザウルスの三つ巴の戦いとなっている。2000年は米最大手Palm社の参入による個人ユーザーの増加が市場の拡大の大きなポイントとなり、PalmOSはこの1年弱でPDA市場でのシェアを36.5%に伸ばした。一方でWindowsCEやZaurusなど従来製品は、ノートPCの軽量化、長時間駆動への対応などの影響から伸び悩んだ。

1998年から2桁成長をしているPDA市場は2001年度は178万7500台、1229億円と推定される。手のひらサイズの端末を中心に成長が期待され、2004年度には約300万台、約2000億円になると推定している。メーカー別のシェアではPalm陣営の健闘が光るほか、NTTドコモブランドで発売したハンドヘルドPCのシグマリオンは、低価格、小型軽量が支持され、半年足らずで10%を超えるシェアを獲得した。

需要先別では法人が53万台なのに対し、個人需要が250万台と個人需要が大きく伸びると推測する一方で、市場を拡大させるためには機能ではなく、ブラウジングやメールなど、インターネット環境の整備をはじめとする「使い方」(使用目的)の面で普及が必要とも提言している。

矢野経済研究所
http://www.yano.co.jp/


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