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カシオ、カシオペア新シリーズとして高性能・普及型の独自PDAの開発を発表

2001/06/26

北米で発売。最終仕様とは異なる場合がある

カシオ計算機は、同社の販売する携帯情報端末(PDA)「カシオペア」の新シリーズとして、OSにWindowsCE 3.0を採用し、カラー液晶、高速CPUを搭載しながらも普及価格を実現したパームサイズのPDA「カシオペア BE-300」を開発したと発表した。9月より北米での販売が開始され、今秋には日本でも発売が予定されている。実機は、6月26日(米国時間)より米ニューヨークで開催されるPC EXPOで展示される。

この新しいPDAは、OSがWindowsCE 3.0、手のひらサイズの携帯端末ということで、従来どおりのPocketPCに見える。しかし、搭載されるWindowsCEのバージョンはPocketPCと同等ながらも、独自のソフトウェアやプラットフォームが構築されており、まったく別のPDAとなっている。

CPUには、PocketPCの「カシオペア E-750」と同様にNEC製のVR4131を採用するが、クロック周波数は166MHzとなる。E-750の200MHzから下がったことについては、「もっぱらコスト的な問題ではあるが、この周波数でも十分な速度が実現できる」(同社広報)とする。メモリはROM 16MB/RAM 16MBで、3.2型STN液晶(32,768色・320×240ドット)を搭載する。インタフェースとしてはTypeIIのコンパクトフラッシュ(CF)カードスロット、RS232、USB、ステレオヘッドフォンジャックを装備し、別売のPCカードユニットの装着もできる。電源は専用のリチウムイオン充電池で、通常使用時約1週間の駆動が可能。この「通常使用時」の使用状況については現在未公表だという。本体サイズは121×76×17.9mm/167gであり、E-750(132.2×83.6×20mm/約250g)と比べて、小さく、軽くなっている。

ソフトウェアには、PIM(Calendar、Contacts、Tasks、Notes)、メーラー(HTMLメール受信可能/ワイヤレス通信対応)、Webブラウザ(HTML3.2準拠・フレーム表示対応)など、必要十分なものが搭載されるほか、ビジネスからエンタテイメントまで、幅広いソフトウェアが提供される予定。また、GUIも独自のものとなっており、各種操作が行いやすくなっているという。また、PIMデータ、メール、保存したWebページなどとPCのデータ同期も容易に行える。

各種ソフトウェアについては、同社独自のもの、もしくは国内外の各ソフトウェアベンダが提供するもので、基本的にPocketPCに搭載されるものとは別製品のものが搭載される。ただし、マイクロソフトのOffice製品のビューワー的なものは搭載する予定とのこと。また、PCとの同期については、PIMデータはできる限り「Microsoft Outlook」と同期できるようにするという。

このBE-300は、OSにWindowsCEを搭載するため、PocketPCなどと同様の開発環境が利用できるのに加え、同社では開発のサポート提供も行うということで、ソフトウェア開発が容易であるというメリットもある。現在同社では、ソフトウェアベンダに対しソフトウェア開発を働きかけており、米国ではSocket社、IntraNet Solutions社、Audible社などが開発を表明している。また、日本でも今後積極的に展開していくという。

北米での市場想定価格は300ドル(約37,000円)以下。同社では、現在のPDAの市場を、カラー液晶で高機能をもつ5万円台のハイエンドゾーンと、モノクロ液晶でシンプルな2万円〜3万円程度のローエンドのゾーンに分かれていると分析、その両者の間となるミドルレンジに位置するラインナップを拡充する目的で、BE-300を開発したとのこと。今後は、ハイエンド向けのPocketPCモデルも含め、積極的に販売戦略を展開していくという。

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カシオ、CFカードスロット搭載のポケットPC「カシオペア E-750」を発表
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2001/06/12/17.html

【TechXNYレポート特集】 http://pcweb.mycom.co.jp/news/special/techxny2001.html

カシオ計算機
http://www.casio.co.jp/


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