シヤチハタなど3社、"ハンコ社会"にもなじむ電子印鑑システムを発表
2002/07/22
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| シヤチハタe-9 on TABLET(仮称) |
シヤチハタ、ワコム、日商岩井の3社は22日、電子印鑑システム「シヤチハタe-9 on TABLET(仮称)」の開発を完了し、新見市役所(岡山県)での実証実験を開始すると発表した。シヤチハタとワコムは技術提携を、シヤチハタと日商岩井は販売提携を結んでいる。
シヤチハタは、文書ファイル上へOLEのオブジェクトとして電子印影を挿入するソフトウェア「パソコン決済」を既に発売しているが、このソフトでは印影の利用権限をIDとパスワードで管理していた。今回発表された電子印鑑システムでは、ICチップを内蔵した印鑑と、ワコムが国際特許を有する「電磁誘導方式タブレット」を利用した捺印台を組み合わせることにより、従来の印鑑を捺印するのと同じ感覚で電子印影を文書に挿入できる。
電子印影の利用権限管理にパスワードを用いたこれまでのシステムに比べ、今回の新システムでは実物の"ハンコ"そのものが利用権限となるので、印鑑の管理方法も従来から変更する必要が全くない。また、キャップを外せば通常のシヤチハタ印として利用できる。
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捺印後の画面
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印影の挿入が可能な文書ファイルは、OLEオブジェクトを埋め込むことのできるWord、Excelなどのファイルのほか、PDFファイルにも対応。また、ActiveX技術を用いて、サーバーに置かれた印影をInternet Explorerからネットワーク経由で閲覧するという使い方も可能。
新見市役所で行われる実験では、「出張命令書・出張精算」を電子印鑑システムの利用により電子化し、事務処理の効率化、正確性、セキュリティの確保などの効果を実証する。これに伴って、ワコムの関連会社・ワコムアイティは、同市の企業情報化支援施設「i-boxにいみ」に開発拠点とサポート要員を設置し、実験の現場サポートを行う。新見市は今年6月23日の市長・市議同日選挙において、日本で初めて電子投票を導入するなど、情報技術への取り組みに積極的な姿勢を示している。
発売は11月で、システムの価格は最低13,800円より(ともに予定)。初年度10万セット、3年後には100万セットの販売を予定している。
日本ベリサイン シヤチハタにPKIソリューションを提供(WebBCN)
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