マイコミジャーナル

知りたい!を刺激する総合専門サイト


  1. ネット

  2. ニュース

次世代Windows「Longhorn」の真実 変貌するデスクトップ

2002/12/09

ワタリヒカル

現在、米Microsoftでは次期Windowsの開発が進められている。コードネームで「Longhorn」と呼ばれるこのOSは、依然として詳細は明らかにされていない。しかし、米Microsoftに近い関係筋によると、いくつか確定している情報もあるという。ここでは、そのうちの6点を先行紹介しよう。

・その1 リリース予定は2004年後半

同社では、Longhornの正式なリリース予定日は示していないが、時期的には2004年後半を目標にしている。ただ、このスケジュールはすでに遅れており、実際には2005年初頭とされている。

Longhornのα版と見られているWindows。通常、製品のα版は公開・配布されないため、真偽のほどは一切不明だ。ただ、随所にLonghornで搭載される予定の新機能が、実際に動作していることは確認できる。

・その2 新技術の大量サポート

Longhornでは、「ユーザーとタスクのシームレス化」「デバイスの統合化」「ネットワークの簡素化」「オーディオ・ビデオの高品質化」を前提に、それを実現するための新しいテクノロジーが結集される。

すでに同社が明らかにしているものだけでも、Palladium、DVD+MRW、DRM、PCI Express、Serial ATA、Bluetooth、Soft Wi-Fi、IPv6、Audio Mixer、Microsoft TV Technologiesなどがあり、このほかにも数々の新しいテクノロジーが搭載される。

さらに、今年のCOMDEX開幕基調講演で、MicrosoftのBill Gates氏がデモ紹介した最新技術「SPOT(Smart Personal Object Technology)」もLonghornに統合される。

・その3 ユーザーインタフェースの刷新

Longhornでは、デスクトップを含むユーザーインタフェースがXMLベースとなる。なかでも、従来のスタートメニューは、コードネームで「Sidebar」と呼ばれるコンポーネントに置き換わる。スタートメニューの機能以外に、デスクトップマネージャー、検索機能、スライドショーなど、XMLベースのモジュールを組み込んで自由にカスタマイズできるようになる。

・その4 次世代ファイルシステムのサポート

Longhornの最も重要な機能の1つと言える、コードネームで「Windows Future Storage Service」と呼ばれる新しいストレージ機能が加わる。次期SQL Server「SQL Server"Yukon"(コードネーム)」のデータ管理技術をデータストレージコアとして、それをLonghornのファイルシステムに取り込み、さまざまな種類の情報を統一的に扱えるようユニファイドストレージとして機能させる。これにより、ファイルの形式および保存場所に関係なく、目的のファイルを高速に検索できるようになる

・その5 ミドルウェアおよびスーパーセットのバージョンアップ

次世代Webブラウザ「Internet Explorer 7」、メールソフトの最新版「Outlook Express 7」、次世代Windows Mediaテクノロジー「Windows Media Player for "Longhorn"」、メッセージングソフトの最新版「Windows Messenger "Longhorn"」、ゲーム&マルチメディア用APIの最新版「DirectX "Longhorn"」、動画編集ソフト「Windows Movie Maker 3」など、各ミドルウェアの最新バージョンが搭載される。

また、スマートディスプレイ技術「Mira 2」、デジタルメディアインタフェース「Freestyle 2」、ペンコンピューティング「Tablet PC」の最新版など、各スーパーセットの最新版をサポートする。

・その6 Longhornはクライアント版のみ

Longhornは、デスクトップOS専用としてリリースされる。当初の計画ではLonghornベースのサーバーOSもリリースする予定だったが、Windows.NET Server 2003のリリースから間隔が短いという顧客の意見により中止した。ちなみに、Windows .NET Server 2003の後継製品となるサーバーOSは、コードネームで「Blackcomb」と呼ばれるOSになる。

(ワタリヒカル)

Microsoft
http://www.microsoft.com/


画像で見るニュース(ネット)

特別企画

注目情報


特設サイトの必見情報



注目サイト