Webブラウザなどのアクセシビリティ指針「UAAG 1.0」が勧告
2002/12/18
Webの標準化団体World Wide Web Consortium(W3C)は、Webブラウザやマルチメディアプレイヤーなどのアクセシビリティ機能実装における必要条件などを定めた指針「User Agent Accessibility Guidelines(UAAG) 1.0」を勧告した。
W3CのWAI(Web Accessibility Initiative)が定めるWebアクセシビリティに関する指針は、すでに「Web Content Accessibility Guidelines(WCAG) 1.0」、「Authoring Tool Accessibility Guidelines(ATAG 1.0) 1.0」の2つが策定されている。それぞれ、Webコンテンツの制作、Web作成ツールについて、アクセシビリティを確保するための指針が定められており、今回の指針では、作成されたコンテンツを表示するWebブラウザやメディアプレイヤー、画像ビューワーなどのユーザーエージェントを対象とする。
UAAG 1.0は優先度1(P1)から優先度3(P3)までの80以上に及ぶチェック項目が定められている。最も重要なP1は障害者のWebアクセスに最低限必要な項目(たとえばすべての機能がキーボードで利用できる)、P3は多くの障害者が容易にWebにアクセスできる項目(たとえばツールバーカスタマイズ)を定めており、UAAG 1.0に準拠したソフトは、すべてのユーザーにとって有益とされる。
User Agent Accessibility Guidelines Working Group(UAWG)がInternet Explorer 6.0やOpera 6.0、Windows Media Player 9.0など15のユーザーエージェントで検証したところ、すべてのチェック項目に準拠したものはなかったものの、すでに実装がされている項目も多かった。今回の勧告により、今後は、さらなるアクセシビリティの向上が期待される。
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