日本語OK! LinuxでOffice XP/Photoshopも動く「CrossOver Office 2.0」発売
2003/04/24
米CodeWeaversは、Linux上で対応Windowsアプリケーションを利用可能にするソフトウェアの最新版「CrossOver Office 2.0」を発表した。前バージョンより動作アプリケーションのサポート対象が広げられ、日本語環境にも初めて対応。US54.95ドルで販売が開始されている。
同社は昨年、Linux上でMicrosoft Office 97/2000とLotus Notesを動作させる「CrossOver Office 1.0」を発売。Linux環境でGnome/KDEのGUIより、エミュレータを利用することなく、ダイレクトにWindowsアプリケーションを実行できる「WINE(Wine is Not an Emulator) Project」をベースに開発されており、Windows環境との違いを感じさせない安定した高速動作が高い評価を得てきた。
新発表のCrossOver Office 2.0では、Microsoft Office XP/Microsoft Internet Explorer 6/Adobe Photoshop 7などが動作対象のアプリケーションとして追加されている。また、これまでOfficeの中でWord/Excel/PowerPoint/Outlookのみがサポートされていたが、新たにAccessも利用可能。しかしながら、Access XP/Outlook XPに関しては、今回は動作対象外となっており、Access 2000/Outlook 2000までの対応となる。
Microsoft Office製品を快適に利用できる環境が整えられ、LinuxのデスクトップOSとしての普及速度に弾みを付けるとまで言われたCrossOver Office 1.0だが、残念ながら日本語のアプリケーションを使おうとすると文字化けし、日本国内のユーザーは十分な恩恵にあずかれなかった。しかしながら、CrossOver Office 2.0からは2バイト文字にも対応しており、日本語/中国語/韓国語バージョンの対応アプリケーションが利用可能になっている。
RedHat 9.0/Mandrake 9.0/SuSE 8.1 Linuxなどの最新版を含め、ほぼすべての主要なLinuxディストリビューションをカバーするCrossOver Office 2.0は、ビジネス/プライベートの両面で、さらに多くのLinuxユーザーを生み出すことにもつながっていくだろう。なお、同社は今後もサポート対象となるアプリケーションを充実させ、バージョンアップを続ける方針を明らかにしている。
LinuxでMS Officeがスムーズに動作する「SuSE Linux Office Desktop」発表
【レビュー】LinuxでMS Officeを動かすCrossOver Office
CrossOver Office 2.0
CodeWeavers
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