Pentium IIIに対応した「SUMICOM S300」や、Pentium 4に対応した「SUMICOM S600」シリーズといった超小型PCで、好評を博している台湾の慶揚通訊(King Young Technology)は、新たに「SUMICOM S300」シリーズ2製品を発表した。
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| S310のフロント部 |
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| S310のリア部 |
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Intelも興味を示したという、完全なファンレスPC「SUMICOM S310」は、以前本誌でレポートした試作機の製品版。試作機のレポートの際には、組み込み用途向け400MHz動作の超低電圧版Celeronが使用されていたが、今回の製品版では、同じ400MHz動作でも、超低電圧版Pentium IIIを搭載しての出荷となる。
その他、試作機では側面すべてを覆う形で取り付けられていたヒートシンクが、上下の2面だけとなって大型化したことにより、外形は148mm×254mm×71mm(W×D×H)と、「S600」と同サイズとなった。なお、マザーボードに変更は加えられておらず、「S300」と同様、チップセットにはIntelの815EとICH2が使われている。I/Oポートは従来通り、IEEE1394×1、LAN(10/100)×1、VGA×1、COM & Parallel×1、USB×3、マイク×1、イヤホン×1、ラインアウト×1となっている。また、ハードディスクも従来と同様、ノート向けの2.5インチサイズのものを用いる。
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| S310の外観 |
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| S310(左)とS320(右)とも、Pentium4に対応するS600と同じサイズになった |
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一方の「SUMICOM S320」は、コンシューマー向け製品というより、POSや監視カメラといった、商工業用途向けに近い製品という位置付けがなされており、回路空間に余裕があった従来の「S300」のマザーボードの未使用空間を巧みに利用することで、顧客の要望に応じて、対応チップを増やすことができるようになっており、最大でLANポート×2、COMポート×4、DVR×1、TVR×1、Mini-PCIバス×1の増設が可能な設計となっている。
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| S320のフロント部 |
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| S320のリア部 |
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S320の外観
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ただ、商工業用途向けとはいっても、きょう体には「S600」と同サイズのものを使用するため、ハードディスクは3.5インチサイズ、メモリも標準サイズのものの搭載が可能で、例えばMini-PCIバスに無線LANカードを挿し、普通のPCとして使うこともできるなど、かなり柔軟性の高い製品となっている。
同社によれば、上記2製品とも、日本での販売代理店などはまだ決まっていないとのことなので、日本での発売がどういう形で行われるのか、現段階では何も分からないが、もし発売されれば、日本でも話題を呼ぶものと思われる。
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| S320(左)とS300(右)のマザーボードの比較。S320では、従来のS300の未使用空間を巧みに利用していることがわかる |
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| S320はMini-PCIバスに無線LANカードを挿して使用することも可能となっている |
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(吉井孝史)
Pentium 4搭載の超小型PC「SUMICOM」に新製品 - WLANにも対応可能に
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/05/08/19.html
【インタビュー】あのSUMICOMにCeleron搭載のファンレスモデル 開発者に聞く(1)
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/01/24/19.html
あの小型PC SUMICOMにPentium 4対応タイプ「SUMICOM S600」が登場
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/10/15/49.html
慶揚通訊(King Young Technology)
http://www.kingyoung.com.tw/