違法ファイル交換どうしてダメなの? 若年層ほど甘すぎる意識が判明
2003/09/22
米CBS Newsおよび米New York Timesは、インターネット上での音楽ファイル交換に関する意識調査「CBS NEWS/NEW YORK TIMES POLL - ONLINE MUSIC SHARING」を発表した。6割近くの利用者がファイル交換は違法ではないと考えていることが明らかになっている。
同調査は、9月15-16日にかけて、無作為に抽出された675人の米国民に対し、電話によるアンケート調査の形で実施された。音楽データをファイル交換サービスでやり取りすることについて、「よく利用する」「興味があるほうだ」と答えたのは、全回答者の39%。半数以上が、インターネット上での音楽ファイル交換に興味がない、もしくは知らないとの反応を示した。男性より女性の方が、また回答者の年齢が上がるにつれて、ファイル交換サービスへの関心は低くなっている。
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「Napster」を始めとするPeer to Peer(P2P)ソフトを利用した、音楽ファイルの違法交換は、著作権侵害の大きな問題になっており、ここ数年でCD業界の売上げが急減した原因とも考えられている。レコード会社を中心にして、著作権保護の意識向上を消費者に求めるキャンペーンが広く展開されているものの、ブロードバンド環境の整備などにも伴い、違法交換ファイルの量は一行に減る傾向はないという。
今回の調査でも、音楽ファイル交換は著作権の侵害行為に当たるとの意識を示したのは、ファイル交換サービス利用者全体の37%にとどまっている。若年層ほど著作権保護には無関心で、30歳以上の利用者の9%が、どんなケースでもファイル交換サービスの利用は許されるべきと答えたのに対し、18-29歳の利用者では、その3倍以上の29%が同様の回答を行った。少しくらいなら違法ファイル交換も許容されるべきだという態度を示した人も合わせると、30歳未満の利用者のうち、実に7割がインターネット上の音楽ファイル交換を支持している。
なお、有料で音楽ファイルを合法的にダウンロードするサービスについて、どのくらいの価格なら利用したいと思うかとの問いに対し、30歳未満のファイル交換サービス利用者の6割は、US1ドル以下でないと納得できるサービスではないとの見解を示している。
新生Napster、今年のクリスマス頃に再登場
ネット利用した著作権侵害は5年の刑に? 米国で新法案提出
ファイル交換ソフトの利用者は約185万人 - ACCS調査
自作ホームページ通じ、海賊版ソフト「交換」していた男性を逮捕
【レポート】ファイル交換による著作権侵害の現状
CBS News
http://www.cbsnews.com/
New York Times
http://www.nytimes.com/
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