スパム1通につき1,000ドルの損害賠償--加州知事が新法案に署名
2003/09/25
米カリフォルニア州のGray Davis州知事がスパムメールを取り締まる新法案SB186に署名した。2004年1月1日から施行される。
新法案では、スパムメール1通につき1,000ドル、もしくはスパムメールを利用したマーケティング・キャンペーンに対して100万ドルの損害賠償請求を、カリフォルニア州居住者、州検事、インターネット・サービスプロバイダー(ISP)に認めている。対象となるのは、カリフォルニア州内の人に送られたメール、同州から送られたメール、さらに同州のサーバを経由しているメールなど。同州居住者が許可した業者や顧客となっている業者からの広告メールは認められているが、居住者はすべての業者に対して広告メールの送信取り止めを要求できる権利を有している。また、同法案はマーケティング利用を目的としたインターネットでのEメールアドレス収集についても、同州で禁じている。
現在、カリフォルニア州のスパム法案では、広告メールの件名に「ADB」の文字を入れることを義務づけている。だが、ADBの文字が入った広告メールの方が圧倒的に少ないのが現状で、スパム抑制効果も見られないため、損害賠償という厳しい手段が認められた。
Davis州知事は、「情報スーパーハイウエイにEメールのゴミをまき散らすような行為を我々は許さない」とスパムメール問題解決に自信を示している。
効果が期待される反面、いくつかの問題点も指摘されている。一つはスパムメールの定義だ。「勝手に送られてくる迷惑メッセージ」とされているが、具体的にどのようなメールまでが対象になるかがあいまいである。同様に損害賠償では、実損害を証明する必要があり、スパムメールによる被害について、すでに様々な見方が存在することが指摘されている。仮にマーケティング業者に対して厳しい解釈となった場合、「悪質なスパム業者以外に対する訴訟が頻発するのではないか」という懸念の声がある。
(Yoichi Yamashita)
英国で迷惑メール対策に新法案 - 携帯電話も保護対象、クッキー使用も制限
またもや迷惑メールに変化あり! 最新の実態レポート「Spam Index」が発表
「スパムの法規制なんて無理」と連邦取引委員会の委員長自らが認める
スパム法規制の世界最先端をゆく - オーストラリアが立法宣言
ヘッドライン
- Google「Buzz」発表 - 不要な情報が入り込まないソーシャルサービス[10:27 2/10]Webサービス
- Googleマップに東京地下鉄の時刻表チェック機能[07:00 2/10]Webサービス
- 【コラム】シリコンバレー101 第353回 iPadとChrome OSが直面する"ネットブックにもWindows"の壁[07:00 2/10]ネットの今
- ソーシャルアプリ開発支援フォーラム発足 - アドウェイズ・ngi groupら[18:03 2/9]Webサービス
- アニメ無断上映のネットカフェ店長を逮捕 - 千葉県警[16:04 2/9]ネットの今
- シールプリント機がSNS「mixi」と連動 - バンダイナムコゲームス[15:26 2/9]Webサービス
- Google、Gmailにソーシャル機能追加か[13:29 2/9]Webサービス
- 中国政府がハッカー養成サイトを閉鎖、メンバー3名を逮捕[07:00 2/9]ネットの今
- Google、中国の酷似サイト「Goojje」に警告[07:00 2/9]ネットの今
- VISAを騙るスパムが発生中 - フィッシング対策協議会が緊急告知[20:29 2/8]ネットの今






