ドラム缶がヘリで飛ぶ!? 空中静止する無人偵察機「GoldenEye 100」開発中
2003/11/10
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| 離陸前のGoldenEye 100 |
米Aurora Flight Sciencesは、ヘリコプターのように離着陸および空中静止可能な無人偵察機「GoldenEye 100」の研究開発を進めている。人間が到達困難な地域の偵察・探査を目的に実用化が目指される。
一見するとドラム缶に4基のウイングキャリアが装備されただけのデザインに仕上がったGoldenEye 100は、内部にダクトファン方式のプロペラエンジンを搭載。エンジンを始動すると、まるで4本足に支えられたような形容の本体は、スムーズに地上から上空へ浮上し、垂直離着陸を実現する。離陸後に高度が得られると、ウイングを展開して通常の飛行機のように目的地へと移動できるユニークな仕組みになっている。
全機体重量150ポンド(約68kg)と、非常に軽量小型設計のGoldenEye 100は、系列会社となるAthena Technologiesより、飛行コントロールシステム「GuideStar」の提供を受けており、無人偵察機としては珍しい空中静止を可能にする。離陸後は目的地へ最高160ノット(時速約300km)で高速飛行し、連続4時間の航行性能を備える。
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| 空中へと離陸成功 |
すでに今年9月には実験飛行を終えて、米国防総省国防高等研究事業局(DARPA)の委託で、戦闘地域の無人偵察や災害発生エリアの救助探索などを目的とした早期の実戦配備を目標に研究開発が続けられている。全機体重量16ポンド(約7.3kg)のミニチュアモデル「GoldenEye 50」も発表されており、GoldenEye 100よりも、さらに低コストで大量導入できるようになるという。
1989年の設立以来、数々のユニークなアイデアにて、「UAV(Unmanned Air Vehicle)」と呼ばれる無人飛行機の開発を進めてきたAurora Flight Sciences。無人戦闘機「UCAV(Unmanned Combat Air Vehicle)」から、米航空宇宙局(NASA)に提供する火星無人探査機「Mars Flyer」に至るまで、幅広い分野のUAVを製造しているものの、同社の社長であるJohn Langford氏は、GoldenEye 100を「我が社の将来の発展を担う重要な役割を果たしていく開発」と評し、今後への期待を表明している。
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GoldenEye 100
Aurora Flight Sciences
http://www.hiflight.com/
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