03年Q4のPCグラフィックスは好調 - シェアトップはIntel、ATIが猛追
2004/02/04
米調査会社 Jon Peddie Research(JPR)は2003年第4四半期におけるPCグラフィックス市場調査の結果を発表した。全体としては11%の出荷増となり、モバイル向けの好調が目を引く結果となっている。また、市場シェアについてのベンダー別調査では、ATIのシェア拡大の様子がうかがえる。
同社の調べによると、2003年第4四半期の時点で8つのベンダーから市場へおよそ6,218万のPCグラフィックスが提供されており、これは前期比11.2%増にあたる。デスクトップとモバイルを比べると、デスクトップは8.1%増であったのに対して、モバイルの伸びが26%増となっており、モバイルの市場が拡大している様子がうかがえる。
ちなみに、同社ではモバイル向けグラフィックスの総出荷量をおよそ1,220万と推定しており、これは新記録になるとのこと。また、ノートPC向け統合型グラフィックスの出荷量が初めて非統合型の出荷量を上回り、50%を超えるシェアを確保している。
「非統合型デスクトップ向け市場と、モバイル向け市場が大きく成長した四半期だと認識している」同社 シニアアナリストのLisa Epstein氏はこうコメントしており、重ねて、「第4四半期に急激な伸びを示すのはPC業界にとっては当たり前のこと。しかしながら、モバイル向けグラフィックスの出荷量の伸びは予想を上回るものだ」としている。
対前期では、モバイル向け統合型グラフィックスの伸びが35.9%増と非統合型の17.2%増を上回っているほか、非統合型デスクトップ向けはATI製品が伸びを示す結果となっており、デスクトップ向けの統合型製品についてはほぼ横ばいという結果になっている。
メーカー別シェアでは1位がIntelの31.7%、2位がATIの25.2%、3位がNVIDIAの24.7%、以下、VIA、SiS、XGI、Matrox、3Dlabsと続く。これを前期比という視点で見ると、1位のIntelが3.9%増となっているが、2位のATIは30.4%増となっており、ATIの躍進が目立つ格好となっている。
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