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AppleのiTunes Music Storeが5,000万曲突破、Napsterは売上予測を上方修正

2004/03/16

Yoichi Yamashita

競争が激化している米デジタル音楽販売サービスだが、トップ2は順調に売上げを伸ばしているようだ。

米Apple Computerは、iTunes Music Storeでのダウンロード販売数が5,000万曲を突破したことを発表した。現時点で週平均約250万曲を販売しているという。昨年12月時点は同150万曲、Macユーザーのみのサービスだった昨年9月時点では同50万曲だった。

昨年10月、Windowsユーザー向けiTunesを発表した際に、AppleはiTunes Music Storeサービスの1周年となる今年4月28日までに"1億曲販売"という目標を掲げた。このままでは7,000万曲に届くかどうかというペースだが、発表された5,000万曲超という数字にはPepsiの1億曲プレゼント・キャンペーンからの売上げが含まれていない。Pepsiでは20〜30%の払い戻しを予測しており、Pepsiキャンペーン分を合わせれば、1億曲突破の可能性が残されている。

後発組の中で健闘している米RoxioのNapsterは、ユーザーの順調な増加にともない2003年度第4四半期の売上高予測を500万ドルから550万ドルに引き上げた。第3四半期の売上高は360万ドルだった。

同サービスは2月にダウンロード販売数が500万曲を突破。ダウンロード販売に加えて、サブスクリプション制のプレミアム・サービスを用意しており、個人だけではなく、大学のような団体ユーザーを獲得しているのが追い風となっている。

サービス開始前は、ファイル共有サービスだった旧Napsterのイメージが合法サービスにそぐわないと指摘されていたが、Napsterという名前ではなく、猫のキャラクターを前面に押し出したマーケティング戦略を展開。旧Napsterのイメージを残しながらも、新しいサービスであることを上手く印象づけた。また、他のユーザーとのプレイリストの共有やメッセージ交換など、旧Napsterのコンセプトを受け継ぐコミュニケーション機能を備えている点も評価されている。


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