東芝、燃料電池や3次元液晶など同社のモバイルテクノロジをCeBITで展示
2004/03/18
東芝は、同社が研究開発を進めるモバイルテクノロジに関する展示をCeBITで行うと発表した。燃料電池や3次元液晶ディスプレイ、先日ギネス認定された0.85インチHDDなどが展示される。CeBITは、ドイツのハノーバで24日まで開催されており、展示はこの中の東芝ブース「innovation corner」で行われている。
展示されているのは、どれもモバイルに関するテクノロジだ。SD-BookはSDメモリーカードをメディアとする電子書籍端末。7.7インチ低温ポリシリコンLCDを2枚備えており、本を見開くような形で閲覧する。閲覧者の姿勢に依存しない持ちやすさを備えているという。Mobile Viewerは1.8インチの20GB HDDを内蔵、動画/静止画の視聴に用いる。30fps/QVGAの音声付き動画を40時間記録することができる。ディスプレイサイズは3.5インチ。SD Card Viewerは、SDカードをメディアとする動画/静止画視聴端末。3.45インチのQVGAOLEDディスプレイをそなえ、明るくシャープでコントラストが高い画像を表示でき、広い視野角を誇る。他にも、3D液晶や液晶を用いて視野角を制限する「プライバシーフィルタ」の展示も行われるなど、表示装置の技術デモが目立つ。
モバイル機器には表示装置以外にも電源という重要なコンポーネントが必要だが、Toshibaでは長寿命化の要望などに対する回答として「Direct methanol fuel cell(DMFC)」と呼ばれる燃料電池を展示している。会場では、B5サイズのサブノートPCを実際にDMFCで駆動するデモが行われ、一般的にノートPCのバッテリとして用いられるリチウムイオンに比べて5倍の寿命を持っているという。
他にも先日ギネスブックに世界最小のHDDとして認定された0.85インチHDDも展示されている。このHDDは2〜4GBの容量を持ち、携帯電話やデジタルビデオカメラへの採用、外部記憶装置としての利用が期待されている。
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