The GIMP 2.0リリース - WindowsとMac OS Xのバイナリも公開
2004/03/24
The GIMP Projectは3月23日、PC-UNIXを中心に利用されている画像処理ソフトの最新版「The GIMP 2.0(GNU Image Manipulation Program)」をリリースした。安定版シリーズであるv1.2が登場した2000年12月から数えると約3年ぶりのバージョンアップとなる。今回のv2.0では、GTK+2の機能を取り込みダイアログのデザインと操作性を一新したほか、開発バージョン(v1.3)のさまざまな成果を反映している。主要な新機能は以下のとおり。
- CMYKカラーセレクタなど新しいモジュールの追加
- 多数のプラグイン(Script-Fu)の追加
- テキストツールの強化(複数行の編集、ファイルの取り込みなど)
- パスツールの強化(アンドゥ/リドゥ、SVGインポート/エクスポートなど)
- ドラッグ&ドロップによる結合などツールボックスの操作性の向上
- 2GB以上の巨大なファイルに対応
- GNOME Human Interface v1.0に準拠
今度のバージョンでは、ソースコードやLinuxなどのPC-UNIX用のバイナリだけではなく、Windows版とMac OS X版のバイナリも同時公開された。GIMPのWebサイト内には「GIMP for WINDOWS」と「GIMP for MacOSX」という専用ページが設けられ、必要なパッケージを入手しやすいよう配慮されている。なお、GIMP 2.0のリリースが発表されてからサイトにつながりにくい状況が続いているため、各地にミラーが行き届いてからのダウンロードを推奨する。
GIMPは1995年にSpencer Kimball氏とPeter Mattis氏により開発が始まり、オープンソースモデルに移行してからはGTK+やGDKという副産物を生じるなど、現在のPC-UNIXにおけるデスクトップ環境に大きな影響を与えたプログラム。GIMP自体は多機能な画像編集ソフトであり、ラスタ系の画像データのハンドリングに長けていることから、Adobe Photoshopと比較されることが多い。GPL2に準拠したフリーソフトウェアであり、Linuxのデスクトップ分野での普及にも大きく貢献したとされる。
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