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飲み込むだけのカプセル型内視鏡「M2A」にZarlinkのワイヤレス技術が採用

2004/05/27

大塚実

カナダの半導体メーカー Zarlink Semiconductorは、同社の省電力ワイヤレス技術が、イスラエルGiven Imagingのカプセル型内視鏡「M2A」に採用されたと発表した。M2Aはバッテリを内蔵した錠剤サイズのカメラで、飲み込むだけで消化器内部の撮影ができるため、患者の負担が少なくてすむという特徴がある。

M2Aカプセルには、マイクロチップカメラ、フラッシュになるLED、RFトランスミッタ・チップ、アンテナ、酸化銀電池×2などが搭載されている。口から飲み込まれたM2Aカプセルは、食道、胃を経由し、小腸に達する。このシステムは秒間2コマの撮影が行えるもので、小腸の内部を撮影し、様々な疾患の発見に役立てることが可能とされる。撮影された画像データは無線で送信され、患者がベルトに装着したレコーダに保存されるので、撮影中も日常生活を支障なく送ることができるという。

簡単に飲むことができるサイズ

M2Aカプセルの構造

Zarlink Semiconductorは、M2AカプセルのRFトランスミッタを提供。限られたバッテリ容量での長時間動作が求められるだけに、製品全体での省電力性は非常に重要になってくるが、同社の省電力ワイヤレス技術により、カプセルが小腸を通過するまでの撮影時間が確保されているという。M2Aはすでに欧州や米国で販売が開始されており、日本でも現在、認可を申請中。2002年4月には、Given Imagingの日本法人も設立されている。


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