2010年、エレベーターで宇宙へ!? 間もなく開発コンテストのエントリー開始
2004/09/07
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米Spaceward Foundationは、地球から宇宙空間へとエレベーターを建設するプロジェクト「Elevator:2010」の一環として、第1次開発コンテスト「Space Elevator Climber Competition」への正式エントリーの受付を、間もなく開始する。宇宙に向かうエレベーター「Space Elevator」を2010年に完成させることを目指しつつ、新たなコンテストが毎年アナウンスされていく予定になっている。
これまでSpaceward Foundationは、科学博物館などで展示会を開くことにより、Space Elevatorへの理解を深めるための活動を積極的に続ける方針を明らかにしていた。新たに発表されたSpace Elevator Climber Competitionは、鋼鉄の数十倍の強度があるとされるカーボンナノチューブの開発が進んだことから、Space Elevatorの実現も夢ではなくなってきたとして、大きな注目を集めるコンテストの開催により、さらにSpace Elevatorをアピールする目的で設けられたという。
同コンテストは、来年6月頃に、米国カリフォルニア州サンフランシスコ湾周辺のベイエリアで開かれる予定で、高さ約60メートルの地点まで、地上から発せられるレーザー光線を動力源とするエレベーターにより、どれほどの荷物を運び上げられるかが競われるようだ。エレベーターの運行速度および運搬された荷物の量などによってスコアが記録され、優勝チームにはUS50,000ドルの賞金が贈られるという。2位にはUS20,000ドル、3位にはUS10,000ドルの賞金が用意され、学生チームを含め、幅広いエントリーが受け付けられるとされている。
現在、Elevator:2010の専用サイトにて仮申込みの募集が開始されているものの、安全面を考慮し、正式エントリーチームには今年11月までに詳細な建設計画などの提出が義務付けられるようだ。Space Elevator Climber Competitionに引き続き、エレベーターの強度を競う「Space Elevator Tether Strength Competition」や、光発電を行うエンジン部分の効率性などを競う「Space Elevator Power Beaming Competition」の開催も、これからアナウンスされることになるという。
Spaceward Foundationを率いるMeekk Shelef氏は「Space Elevatorは人類に計り知れない希望を与えるものだ。すでにコンテストの詳細を知るために、専用サイトへ非常に多くのアクセスが見られている」と語った。
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