主要ベンダーの支持獲得、Linux標準規格の新版「LSB 2.0」
2004/09/14
LSBは、Linuxディストリビューションの違いによる混乱を防ぎ、Linux開発コミュニティ全体のスムーズな協調を促すための業界標準を目指している。
バージョン2.0は、今年1月末に行われた30日間の公開レビューを経て、最終版がまとめられた。特徴としては、まずLSBの基盤仕様の改訂が挙げられる。LSBの基盤上にモジュールを構築できるようになり、LSBの核となる仕様を拡張する形で様々な垂直市場への展開が可能になる。Single Unix Specificationのサポートが追加されたほか、コードの相互運用性を向上させるために、C++用のアプリケーション・バイナリ・インタフェース(ABI)が盛り込まれた。対応アーキテクチャは、従来のIA32、IA64、PPC32、S390、S390Xのほか、新たにPPC64とAMD64が追加された。
Free Standards Groupによると、AMD、Dell、HP、IBM、Intel、Mandrakesoft、Novell、Red Hat、Turbolinuxなどを含む、合計20の主要なLinuxベンダーおよび団体がLSBをサポートしている。「LSBに準拠するLinuxディストリビューションは、すでに世界の主要な市場に及んでおり、これらからのサポートはLSBが世界規模の標準として受け入れられていることを示す」とLinux標準規格による業界のまとまりをアピールしている。
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