なんとペット用の携帯電話「PetsCell」
2004/09/16
犬や猫などのペットを飼っている人にとっては、留守中のペットの様子は気になるもの。WEBカメラとPCを使って外部から部屋の様子を見ることもできるが、「どうせならウチの子と直接話がしたい」という人も多いはず。そんなコアな人達に朗報といえるのが、米PetsMobility Networksが開発している「PetsCell」という製品だ。なんと、ペット用の携帯電話なのだ。
PetsCellは、受信機本体をクリップで首輪に取り付けるタイプの端末で("headset"ならぬ"collarset"と同社は表現)、スピーカやマイクも内蔵している。もちろん携帯電話として動作するので端末用の電話番号を持っており、飼い主はその電話番号をダイヤルすることで、返事が返ってくるかどうかは微妙なものの、いつでもどこでもペットに話しかけることができるようになる。プライバシーにも配慮し、登録した電話番号以外からは着信を拒否するような仕様にもなっている。
通話機能以上に重要ともいえるのが、端末前面に設置された"call owner"ボタン。万が一、ペットが外に出て行ってしまって帰ってこないような場合でも、ペットを保護した人がそのボタンを押すことで、飼い主に連絡が付くという仕組みだ。そのほか、オプションでGPSチップや光学カメラの搭載も可能とされている。
発売時期や価格等、詳細な情報についてはまだ明らかにされていない。同社は、携帯電話事業者、メーカー、ペット小売業者などのパートナー企業を探しているとしており、これらとの提携によって製品化を進めていくものと見られる。
ペット関連産業の市場規模は大きく、同社によると、2004年には北米だけで343億ドルに達するという。日本でも拡大傾向にあり、矢野経済研究所のレポート「ペットビジネス 2003」によると、2002年度で9,664億円、2003年度の予測で9,929億円と、1兆円産業になりそうな勢いだ。タカラの「バウリンガル」「ミャウリンガル」など、ユニークな新製品が多数登場しているのも特徴で、15日にはトミーが犬用のデジタルカメラ「ワンダフルショット」を発表している。
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