「筆ぐるめ」のLinux版が登場、Turboの次期版にバンドル - フチなし印刷も
2004/10/06
富士ソフトABCとターボリナックスは、はがき作成ソフト「筆ぐるめ」のLinux版「筆ぐるめ for Turbolinux」を発表、ターボリナックスの次期コンシューマ向けデスクトップLinux製品「Heian」(プロジェクトネーム)にバンドル、11月中に発売する。単体パッケージを販売するかどうかは未定だが、市場の反響をみたうえで検討するという。
「筆ぐるめ for Turbolinux」は、デジタルカメラの画像取り込み機能を利用することができ、年賀状や暑中見舞いなどさまざまな「はがき」の作成、印刷が可能で、キヤノン、エプソンのインクジェットプリンタのあわせて10機種以上では、従来Linuxではできなかった「フチなし印刷」もできる。複数年での利用を想定し、十二支すべてのコンテンツを収録しているほか、サンプルレイアウト、イラスト・背景、例文などを備えている。
また、Windows版筆ぐるめの住所録をCSV、Jアドレス形式でインポート、エクスポートする機能も搭載しており、Windows上で作成した住所録のデータをLinux上でも利用することができる。イラストなどは600点を用意している。
Linuxは、一般ユーザー向けにも徐々に浸透しているが、普及の鍵はアプリケーションの数、種類に依存するとことが大きい。ターボリナックスは「はがき作成ソフトのLinux対応については、数年前から各社に打診して」おり、今回、両社の技術協力により、それが実現した。また、印刷機能も充実させるため同社は、富士ソフトABCとともに、キヤノン、エプソンコーワと協議を重ねていた。
「筆ぐるめ」は1993年の発売以来、累計出荷数1,800万本を超えており、「Linuxユーザーからの、Linux版投入の要望が多かった」(富士ソフトABC)。両社は、ベストセラーはがき作成ソフトがLinux陣営に加わったことを、コンシューマ市場へのデスクトップLinux普及への追い風として期待している。
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