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Firefox 1.0正式版、ついにリリース

2004/11/09

海上忍

The Mozilla Foundationは9日、Webブラウザ「FireFox 1.0」を正式にリリースした。同プロジェクトのWebサイトでは、WindowsとLinux、Mac OS Xの各プラットフォームに対応したバイナリが、日本語を含む15種の言語にローカライズされた形で配布されている。Firefoxはオープンソースモデルのもと開発されるソフトウェアであり、誰でも自由に利用/再配布できる。

FireFox 1.0。デフォルトのスタートページはGoogle内の「Firefox Start」に設定されている(画面はMac OS X版)

バージョン0.9以前と比較したときのFirefoxの主要な変更点としては、RSS形式で配信されているニュースなどの情報を入手しやすくする「ライブブックマーク機能」の追加、マスターパスワードの実装によるセキュリティ強化、ポップアップブロックの機能強化などが挙げられる。9月にはプレビュー版、10月末にはリリース候補版(RC1)を公開、不具合の修正を中心に仕上げ段階に入っていた。

Firefoxは、Mozillaと同じHTMLレンダリングエンジン「Gecko」を採用したWebブラウザ。機能が充実する一方で肥大化が指摘されていたMozillaに対する反省から、Webブラウザとしての機能はFirefoxに、メールクライアントとしての機能はThunderbirdに分離、別個に開発が進められてきた。なお、Mozillaの開発プロジェクトはNetscape 4.xのリソースを引き継ぐ形で開始されたが、Geckoは新たに書き起こされたため内部的には大きく異なる。

9月のプレビュー版リリース以降、Firefoxのダウンロード件数は順調に増加。全世界で圧倒的なシェアを持つWebブラウザ「Internet Explorer」の開発速度低下も追い風となってか、Firefox 1.0正式リリース直後の時点で810万件を突破するなど、新しいアプリケーションとしては驚異的な反響を呼んでいる。

11月8日にビルドされたGeckoエンジンを搭載(画面はWindows版)


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