Gentoo Linux 2004.3リリース - PowerPC G5版がラインナップに加わる
2004/11/15
Gentoo Foundationは15日、最新版となる「Gentoo Linux 2004.3」をリリースした。対象プラットフォームには、従来のAMD64とHPPA(HP PA-RISC)、PPC、SPARCとx86のほか、今年の春以降改良が続けられてきたPPC64(PowerPC G5)が正式に加えられた。アルファ段階のリリースとして、ARMやMIPSなどの組み込み用途向けのバイナリも公開されている。
今回のリリースでは、2004.2のリリース以来発見されたセキュリティ問題の修正のほか、GCCがv3.4ベースに(AMD64版とPPC版のみ)、デスクトップ環境のKDEがv3.3にアップデートされるなど、パッケージの見直しが行われている。
ISOイメージ化されたパッケージCDおよびLiveCDは、各地に設けられたGentoo Linuxのミラーサイトおよびファイル共有ソフトのBitTorrentを経由して行われる。稼働済のGentoo Linuxシステム(v1.4、2004.0、2004.1)を利用している場合には、再インストールすることなくアップグレードすることが可能。
Gentoo Linuxは、「Portage」というパッケージ管理システムを採用したLinuxディストリビューション。パッケージ作成用レシピ(ebuild)に従いユーザ各自がソースからバイナリを構築するという基本方針により、特定のプラットフォームに縛られにくい特徴を持つ。オンライン経由でのバイナリの更新にも対応、システムのアップデートが容易なほかセキュリティ問題発生時にも対処しやすい点が人気を呼んでいる。
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