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LinuxでiTunesが動く「CrossOver Office 4.0」リリース

2004/11/18

海上忍

米CodeWeaversは16日(現地時間)、Linux用Windowsアプリケーション実行環境「CrossOver Office 4.0」をリリースした。スタンダード版と、マルチユーザ環境のサポートや企業向けにボリュームディスカウントを考慮したプロフェッショナル版の2種類が用意される。前者はダウンロード販売のみで39.95US$、CD-ROMの形式も選べる後者は74.95US$。

今回のバージョンでは、米Apple ComputerがMac OS/Windows向けに無償配布している人気のジュークボックスソフト「iTunes」のほか、Adobe FramemakerやOracle JInitatorを正式にサポート。iTunesは音楽CDの作成に関し不具合が報告されているものの、iPodとの同期やiTunes Music Storeでの楽曲の購入など、重要な機能の大半を利用できるという。製品名が示すとおり、Microsoft Officeなど多数の商用アプリケーションも動作可能。Windowsアプリケーションの互換性に関する情報は、現時点で1,152件がCodeWeavers社のWebサイト上にて公開されている。

CrossOver Officeは、Windows API互換のバイナリ実行環境「WINE」をカスタマイズした製品。CPUエミュレーションを伴わないため、いわゆるエミュレータと比較すると実行速度において有利とされる。なお、WINE自体はオープンソースソフトウェア(LGPL準拠)であり、ソースコードを含め自由に再配布できる。CrossOver Office 4.0のソースコードも、CodeWeavers社のWebサイト上で公開されている。


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