スパムの意外な事実……読んでクリック、買っちゃうユーザーまで多いと判明
2005/03/24
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米Radicati Groupおよび米Mirapointは、スパム(迷惑メール)を受信したユーザーの対応などを調査した最新レポートの発表を行った。スパムを開封して内容をチェックし、URLリンクをクリックしたり、実際にショッピングまで行ったりするユーザーも少なくないことが明らかにされている。
公表された調査結果によれば、スパムの本文中に記載されたURLリンク(配信停止用リンクを除く)をクリックすることがあると答えた人は、全回答者の31%に上ったという。とはいえ、今回のレポートでは、安易にスパム内のリンクをクリックすれば、逆にスパム送信者に受信用アドレスを知らせて、より多くのスパムを送りつけられることになるばかりか、ウイルスやワームに感染する危険性も高いと警告されており、企業の場合は、社内全体に被害が拡大する恐れもあるとの指摘が出されている。スパムへの誤った対応が、フィッシング詐欺につながるケースも少なからず報告されているようだ。
また、全回答者の18%が、スパム本文中の配信停止用URLリンクをクリックすることがあると答えたほか、これまでにスパムが宣伝する商品サービスの購入にまで至ったことがあるとの回答も、全体の1割以上に達したとされる。同レポートでは、非常に低いコストで大量に宣伝広告が送れるのみならず、10人に1人以上の高い購入率が記録されていることに魅せられて、スパム送信を手がける人が後を絶たない現状について、懸念が表明されている。
米Radicati Groupの市場アナリストであるMarcel Nienhuis氏は「今回の発表データは驚くべき内容であり、ショッキングな状況を明るみにした。スパム、ウイルス、フィッシングといったEメールを取り巻くセキュリティ事情の悪化が、なぜ一向に改善しないのかを示す内容ともなっている。スパムへの技術的な対策は進歩し続けているのに、各ユーザーのまずい対応状況のせいで悪化の一途をたどる問題まで、技術的なアプローチで阻止することはできない」とコメントした。
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