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RealNetworksが音楽配信の「Rhapsody」で無料・無制限サービス攻勢、iTunesに対抗

2005/04/28

Junya Suzuki

Rhapsodyの利用画面

米RealNetworksは、同社が提供する音楽配信サービス「Rhapsody」において、月々25曲までの楽曲が無料で利用できるサービスを提供すると発表した。また「Rhapsody To Go」という携帯音楽プレイヤー向けの新サービスを展開するとも述べている。同社では、無料サービスとモバイルユーザー向けの新機能を提供することで、競争の激化するPC向けの音楽ダウンロードサービスの分野において、最大勢力である米Apple ComputerのiTunes+iPodに対抗していくのが狙いだ。

ストリーミング向けの音声フォーマット「RealAudio」で有名なRealNetworksだが、「RealPlayer」「RealOne」といった音楽プレイヤーソフトウェアでインターネットラジオ・サービスの提供を始めたのを皮切りに、昨年からはRhapsodyという新しい音楽ダウンロードサービスの提供を開始している。Rhapsodyでは100万曲を超えるダウンロード用の音楽ライブラリを備えているほか、プレイリストのユーザー間での共有などの機能が提供される。今回発表されたのは、このRhapsody向けの新サービス「Rhapsody 25」「Rhapsody Unlimited」「Rhapsody To Go」の3種類である。

Rhapsody 25は、Rhapsodyの利用者が毎月25曲まで無料で楽曲を楽しめるものだ。Rhapsody Unlimitedは、ユーザーがライブラリ上の楽曲を無制限に利用できる契約型のサービスである。契約期間中はPCに楽曲をダウンロードしてオフラインで音楽を楽しむことも可能だ。もし気に入った楽曲があれば、通常よりも10%オフの価格で楽曲を購入することもできる(一般的なアルバムの価格は1本あたり8.99ドルなど)。Unlimitedサービスの利用料は、月額9.99ドルとなっている。

Rhapsody To Goは、従来のRhapsodyがPC上での音楽再生を前提としていたものを、いま市場が広がっている携帯音楽プレイヤーの世界にまで広げることを可能にする。同サービスでは、月額14.99ドルで携帯音楽プレイヤーに無制限に楽曲を転送することができる。RealNetworksでは、To GoサービスはiriverのH10とCreativeのZen Microの2機種に対応しており、今後も対応機種を増やしていくと発表している。残念なのは、今回発表されたUnlimited、To Goサービスともに、いまのところ米国のみでの提供に限定されていることだ。

音楽ダウンロードサービスと携帯音楽プレイヤーの分野では、AppleのiTunesとiPodが7〜8割を超える圧倒的シェアを抱えており、同RhapsodyやNapsterなど他のサービスは苦戦しているのが実情だ。今回RealNetworksでは、楽曲の無料提供と、無制限に楽曲にアクセスできるプレミア・サービスの併用で価格攻勢をかけることで、ユーザーの興味をRhapsodyに向けさせていこうとしている。

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