OEM界の巨星FOXCONNが日本上陸 - 「FOXCONN MEETING 2005 "START"」を開催
2005/05/24
FOXCONNは秋葉原コンベンションホールにて、「FOXCONN MEETING 2005 "START"」を開催した。この説明会は、FOXCONNが日本市場に展開するにあたりFOXCONN同社の戦略説明と製品の紹介などを中心に進められた。
FOXCONNは一番身近なところでCPUソケットなどに刻印が見られる。日本市場ではまだその知名度は低いが、世界市場で見れば同社が本業に据えるPC製品のOEM/ODMでトップシェア、そしてマザーボード製造ランキング(05年Q1)ではASUSTeKに続く2位の座にある(台湾Market Intelligence Centerの調査による)。今回日本でリテール製品を展開するのは同社のChannel Service Division(CSD)部門。製品ラインアップには、マザーボード、ベアボーン、ノートブック、ケース、クーラーなどが挙げられる。まずはマザーボードからスタートするとのことだが、将来的に全ラインアップを日本でも展開したいとしている。
FOXCONNのCSD部門セールスマネージャーのケン氏は、有名メーカーが名を連ねるOEM/ODMでの実績や、コンポーネントから一貫してFOXCONN社内で生産することでの新製品リリースの早さなどが同社製品の強みであると言う。マザーボードに関しては、Intelプラットフォーム向け製品がFOXCONNブランド、AMDプラットフォーム向け製品がWinFastブランドで展開される。会場で展示されていた製品から見る同社マザーボードの特徴は、PCI Express世代のチップセットながらFGE(FOXCONN Graphics Extension) 8Xと呼ばれるAGP互換のインタフェースを搭載した製品や、DDR2/DDRメモリ両対応の製品、ノース・サウスチップセットサウスブリッジがともにファンレスの製品が多いことなど。信頼性に加え、下位互換と一貫生産による低価格など、注目するポイントは多い。
「NFPIK8AA-8EKRS」はチップセットにnForce Professional2200+2050を採用したOpteron用マザーボード。SLI対応の2本のPCIe x16スロットが共にx16モードで動作する。Opteron+SLIのエントリー向けともいえる製品で、今後デュアルコアのAthlon 64 X2が登場してくると俄然注目を集めそうな製品だ。
「945P7AA-8EKRS2」はチップセットにIntel 945P+ICH7Rを採用する製品。FSB対応表には1066/800MHz、メモリ対応表にはDDR2-667/533の表記が見られる。そのほかインタフェースにはIEEE1394aやPATA RAID等が記されている。
「955X7AA-8EKRS2」はチップセットにIntel 955X+ICH7Rを採用するハイエンド向け製品。FSBは1066/800MHzに対応、メモリはDDR2-667/533に対応する。PATA×3に加え、SATA-IIが×4+SATAが×4と、大量のストレージを扱うことが可能。そのほか、デュアルGbE、IEEE1394a/b等を搭載する。
「915P7AD-8KS」はチップセットにIntel 915P+ICH6を採用した製品。拡張スロットにPCI Express x16/x1・PCIのほかAGP互換のFGE(FOXCONN Graphics Extension) 8Xを搭載しているのが特徴だ。メモリタイプはDDR2×2スロットまたはDDR×2スロットで、そのほかGbE、+2chのPATAインタフェースを搭載している。姉妹機に「915PL7AE-8S」も用意されており、こちらはメモリ対応がDDRのみ、プラスアルファのPATA無し、GbEの代わりに10/100Mbps LANを搭載しているなどの点が違う。
なお、国内総代理店はユニスター、当初の販売代理店はユニティウィンズが担当することが発表されている。
SFF向けとしてはマイクロATXサイズのAthlon 64向けマザーボードも展示されていた。Socket 939の製品では、「NF3GK8MA-8EKRS」「NF4K8MC-ERS」「NF4XK8MC-RS」。「NF3GK8MA-8EKRS」はチップセットにnForce3を採用したAGPスロット対応モデル。「NF4K8MC-ERS」「NF4XK8MC-RS」はチップセットに無印のnForce4をを採用したPCI Express x16対応の製品。この2製品の違いは、IEEE1394aの搭載(NF4K8MC-ERS)/非搭載(NF4XK8MC-RS)と、HTのリンクスピードが2000MT/s(NF4K8MC-ERS)か1600MT/s(NF4XK8MC-RS)かの違いなど。共に拡張スロットはPCI Express x16/x1×1、PCI×2、DDR400対応メモリスロット×2本。
珍しいところだと、Athlon XP用のマザーボードも展示されていた。「K7S741MG-6L」は、FSBが266/333/400MHzのSocket A Athlon/Sempron/Duronに対応する。チップセットはグラフィック統合型のSiS 741+963L。拡張スロットはAGP 8X×1、PCI×3、DDR400対応メモリスロット×2本。
「EBOT SAVANT」はLGA775に対応したスモールPC製品。容積としてはキューブPCとさほど変わらない程度だが、丸みを帯びたユニークなきょう体と、本体下部にHDDを収納する仕組みなどが特徴。
「Tacaway」もLGA775に対応したスリムPC。パンチング処理を施されたきょう体が特徴だ。スリム光学ドライブベイと3.5インチHDDベイのほか、拡張スロットにAGP 8X・PCIの表記があるが果たして利用できるのだろうか?
ノートブックはディスプレイサイズの違う2モデルが展示されていた。どちらもすっきりとしたデザインだ。
そのほかクーラー製品では、LGA775に対応する大型の製品や、水冷クーラーなども展示されていた。
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