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米PalmSource、開発者会議直前にCEO交代を発表

2005/05/24

Yoichi Yamashita

米PalmSourceは23日(現地時間)、David Nagel社長兼CEOの退任を発表した。22日付でライセンス事業担当の副社長だったPatrick McVeigh氏が暫定CEOに就任、Nagel氏は2005年7月中旬まで顧問として同社に残る。また同社取締役会は後任CEOの選定を開始したことも明らかにしている。

PalmSourceは24日からカリフォルニア州サンノゼで開発者会議を開催する予定で、初日にはNagel氏の基調講演を組み込んでいた。その直前のCEO交代について理由を明らかにしていないが、同社の現状を考えると、今後のライセンス事業の中核となるスマートフォン市場への注力を開発者会議でアピールするためのCEO交代である可能性が高い。

Nagel氏はCEO就任当初、PDA市場を重視し、その結果スマートフォン市場への取り組みが遅れたことが、現在の同市場における不振につながっている。スマートフォン向けの新Palm OSとして開発した「Palm OS Cobalt」の採用も進んでいない。開発者会議で"Palm OS=PDA"のイメージを払拭するには、音声技術のAliphや携帯機器向け無線ISPのOmniskyのCEOを務めた経歴を持つMcVeigh氏の方が適していると取締役会が判断した可能性は高い。このCEO交代がPalmSourceの危機感の表れだとすれば、注目すべき開発者会議となりそうだ。

AT&Tの最高技術責任者(CTO)だったNagel氏は、2001年12月にPalm傘下だったPalmSourceのCEOに就任。2003年10月にOS事業であるPalmSourceは、Palmからスピンオフした。

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