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SapphireがGPU冷却の新素材「液体金属」を採用 - 第1弾はRADEON X850 XT&PE

2005/05/27

石川ひさよし

Sapphire Technologyは、液体金属による冷却システム「Blizzard」および、同冷却システムを採用したグラフィックスカード「Sapphire Blizzard RADEON 850XT & PE」を発表した。

Blizzardの特徴は何よりその液体金属の採用だが、具体的な金属名は明らかにされていないものの、無毒性、不燃性、環境に悪影響を与えないものが選ばれているという。液体金属を用いるメリットとして、水冷に比べより高い冷却性能を持っているとのことで、その熱伝導性は水の65倍とされる。そしてもうひとつのメリットは、液体金属を用いることで循環システムに電磁力を用いることが可能となり、水冷でのポンプのような駆動パーツは不要、これにより静音性・省電力も実現されているという。また、注入済みでユーザーの組み立ては必要なく、リザーブタンクや冷却液の入れ替え不要、形状もコンパクトでカード+1スロット分とされる。

Blizzardが採用される最初の製品「Blizzard RADEON X850 XT」と「Blizzard RADEON X850 XT Platinum Edition」は、PCI Express対応の製品で、256MBのGDDR3メモリを搭載する。RADEON X850 XT Platinum Editionにおいて、従来の冷却システムと比べ10度さらに冷却でき、標準的なATIグラフィックスカードと比較して25%ほど静音といったメリットがうたわれている。発熱の増大するハイエンドGPUに対する冷却の先端テクノロジーと言えるだろう。

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