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JavaのGUIをXMLから生成する gui4j 1.1公開

2005/06/09

杉山貴章

gui4jプロジェクトは6日(現地時間)、JavaプログラムにおいてGUIをXMLファイルで記述するためのツールであるgui4jを公開した。gui4jを利用することで、ウィンドウの構成や見た目をXMLで定義することができる。これによってプログラム本体とGUI定義を効率よく分離することができるため、アプリケーションの見た目を変更するのにプログラム内部の処理を意識しなくて済むようになる。

gui4jを使用して作成されたJavaプログラムは、ウィンドウ生成時にXMLファイルを読み込む。このXMLファイルにはウィンドウに配置するGUI部品のレイアウトや、ユーザの入力に対して呼び出すアクションなどが定義されている。プログラムはそれらの定義からユーザインタフェースを構築することになる。

GUIの定義を行うXMLファイルは、例えばリストのような記述になる。

リスト helloworld.xml GUIの定義例

<?xml version="1.0" encoding="iso-8859-1"?>
<!DOCTYPE View SYSTEM "view.dtd">

<View>
    <borderLayout guiId="TOP">
        <placeBl anchor="center">
            <label text="getHelloWorldText"/>
        </placeBl>
    </borderLayout>

    <menuBar guiId="MENU">
        <menu text="'File'">
            <menuItem text="'Open'" actionCommand="actionOpen"/>
            <menuItem text="'Save'" actionCommand="actionSave"/>
            <menuItem text="'Exit'" actionCommand="actionExit"/>
        </menu>
    </menuBar>

</View>

これをgui4jを利用したプログラムで読み込んでGUIを構築すれば、ウィンドウは図のように表示されることになる。ウィンドウの見た目やGUI部品のレイアウトを変更する場合は、XMLファイルの方を書き換えるだけでいいという仕組みになっている。

図 gui4jで構築したウィンドウの例

JavaのSwingはスマートにGUIアプリケーションを記述することができるが、それでも規模が大きくなれば複雑で保守性が低いプログラムになってしまうことがある。その一因として、ユーザインタフェースの細かなレイアウトに関する情報をプログラム内に埋め込まなければならないことが挙げられる。XMLを利用することでそのような煩わしさを、少なからず解消しようというのがgui4jの狙いである。

プロジェクトサイトでは、gui4j本体以外にサンプルプログラムやXMLファイルのテンプレートなども公開されている。

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