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今年のヒューマノイドリーグは2on2の勝負に! - ロボカップ2005大阪世界大会

2005/06/28

大塚実

ロボカップ国際委員会は27日、来月13日より開催される「ロボカップ2005 大阪世界大会」についての記者会見を開催、概要について説明した。世界大会は1997年の名古屋大会以来、開催地を変えながら毎年行われているもので、今年で9回目。昨年はポルトガルのリスボンで開催されていた。

ロボカップは、「2050年までに、人間のサッカー世界チャンピオンチームに勝てるロボットチームを作る」ことを目標とするプロジェクト。自律型2足歩行ロボットによる「ヒューマノイドリーグ」、ホイール駆動の「小型ロボットリーグ」「中型ロボットリーグ」、AIBOを使った「4足ロボットリーグ」、実機を使わない「シミュレーションリーグ」などがある。またサッカー以外にも災害救助を目的とした「ロボカップレスキュー」や、子供向けのリーグ「ロボカップジュニア」なども行われている。

メインとなるのは、ロボカップサッカーの実機を使ったリーグ

参加チーム数の推移。右肩上がりを続け、当初の10倍を超えた

今年の世界大会は、昨年の国内大会でも会場となったインテックス大阪で開催。期間は7月13日(水)からで、ロボカップサッカーは3日間の予選のあと準々決勝・準決勝を行い、17日(日)に決勝となる。大会全体の参加チーム数は400以上となる見通しで、これは過去最大。中でもジュニアの伸びが著しく、全体の約半分を占めるほどのチーム数になってきているそうだ。

ロボカップは技術レベルの向上にあわせ、年々レギュレーションを変えることでも知られる。その中で、今大会の見所となりそうなのが、ヒューマノイドリーグでついに2対2の対戦が実現されることだ。他の中型・小型などのリーグではすでにチームプレイが導入されているが、ヒューマノイドは、昨年の大会まで歩行・PK・フリースタイルなどの種目を1体のロボットで競技。複数体による連携プレイは大きなマイルストーンとなるが、それだけに「これがどういう2対2になるかは正直分からない」(ロボカップ日本委員会・松原仁会長)と、まだサッカーらしくなるかどうかは未知数のようだ。

参加予定の様々なタイプのヒューマノイド

参加者は、このルイ・ヴィトン ヒューマノイドカップを目指す

また、今大会ではエフビットコミュニケーションズにより、携帯電話を使った情報の配信も行われる。7月4日より、同社がオープンするiモード公式コンテンツ「ロボガレージ JACK」の1コーナーとして、大会のホットな話題などが更新されるもの。同サイトはロボットクリエータの高橋智隆氏が監修するヒューマノイド専用サイトで、試合の模様を携帯電話向けにライブ中継することも考えているという。

ヒューマノイドをターゲットにした公式サイト

iモードで利用。コンテンツはこうなる

記者会見の最後には、ヒューマノイドリーグに出場予定のTeam Osakaによるデモも行われた。同チームは昨年の世界大会で優勝を果たしており、今回は昨年のロボット「VisiON(ヴィジオン)」をさらに大きくした「VisiON NEXTA」で出場。モノコック構造により高剛性・軽量化を実現しており、さらにジャイロセンサーも新しく搭載した。内部には400MHzのCPUを搭載しており、Windows 2000が動作している。

新型は、緑(左)と黒(右)の2体を用意。中央は旧型VisiON

両ロボットにハード的な違いはないそうだ

相手がいないので対戦はできなかったが、正確なシュートやキーパーによる素早いボールキャッチなどの動作を見ることができた。フィールドに傾斜がついてしまっているなど、実際の試合環境とは少し異なるためか、空振りなど失敗もあったが、開催までの期間でさらにブラッシュアップされることだろう。

動画(WMV9形式)
試合には関係ないが、話す機能も付けた
結構速いシュート
動画(WMV9形式)
シュートをキャッチして、ゴールキック
次は意地悪なコースに。見事な横っ飛びながら、失敗

入場料は、前売券が1,000円、当日券が1,200円。中学生以下は無料。詳細は、ロボカップ2005 大阪世界大会のWEBサイトを参照のこと。


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