蚊を退治する携帯アプリ、東南アジアの蚊にも対応拡大 - 気になる効果は?
2005/07/11
携帯電話にダウンロードしたアプリケーションで蚊を退治できるという「蚊退治」サービスが、東南アジアに"対応地域"を拡大する。
「蚊退治」は、携帯電話キャリアSK Telecom(以下、SKT)が2003年から提供しているアプリケーションで、同社の携帯電話向けコンテンツ提供サービス「NATE」からダウンロードできる。起動すると、人間の血を吸うといわれる、妊娠したメスの蚊が嫌いな周波数帯の音波を出し、蚊が近寄らないようにするという仕組みだ。そのユニークさが韓国では話題となっており、昨年は約14万件のダウンロード数を記録。今年もその人気ぶりは健在で、現在のところ1日あたり800〜900件程度のダウンロードがあるという。
そんな「蚊退治」が、今回はタイ、インドネシア、マレーシアなど、東南アジア地域の蚊にも対応する。国内向けのアプリケーションでは、韓国内に生息する蚊が嫌いな300Hz〜600Hzの音波を出すのに対し、今回発表された「東南アジア 蚊退治」では、東南アジアのメスの蚊が嫌いな560〜900Hzの音波を出す。しかも、単に音波を出すだけでなく、さまざまな種類の蚊が嫌う周波数の音波、9種類を交代で出力する「多重周波数出力方式」を採用。また、音波以外に、流す音のひとつとして、妊娠したメスの蚊が嫌うといわれるオスの蚊の羽音を搭載しているのもポイントだ。便利な機能として、タイマー設定やボリューム調節も可能となっている。
使用方法は「東南アジア 蚊退治」をダウンロードし、該当地域で利用するのみ。SKTでは「海外旅行が多くなる夏休みに有用なサービス」とアピールしている。
同アプリケーションは、釜山にある高神大学の生命科学博士の協力を得て開発されたものだという。2003年の提供開始当時は、単にメスの蚊が嫌いな周波数帯の音波を出すのみだったが、今年2月にはオスの羽音を出せるようにするなど、アップグレードを重ね、今回、東南アジアの旅行者向けに利用可能範囲を拡大させた。
ちなみに気になる効果は「(音波を聞いて蚊が逃げる確率は)だいたい33〜62.5%くらい」(SKT担当者)とのこと。実効性については賛否がありそうだが、毎年夏に話題となって出てくる「蚊退治」は、同社の季節商品として定着しそうだ。「蚊退治 東南アジア」の提供は、NATEにて12日から。利用料は2,000ウォン(約200円)となる。
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