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NECエレ、05年度第1四半期は当期損益63億円の赤字、携帯電話向け大幅減収

2005/07/28

大川淳

NECエレクトロニクスは2005年度第1四半期の連結決算を発表した。売上高は対前年同期比21.3%減の1,461億円、営業損益は98億円の損失(前年同期は152億円の利益)、当期純損益は63億円の損失(同じく87億円の利益)で、減収減益、赤字となった。同社では「半導体需要が回復せず、パソコン、携帯電話など、この市場の牽引車だった機器の普及、買い替えが一段落、デジタル家電の伸びも鈍かった」としている。

NECエレクトロニクス 佐藤博CFO

NECエレクトロニクス 山口純史常務

同社は、7月6日の時点で、売上高が1,450億円と前年同期比22%減少して、営業損益が100億円の赤字、当期損益が65億円の赤字になるとの見通しを発表しており、ほぼその予想通りの結果となったが「想定と比べ大きく異なったのは、携帯電話向け半導体と汎用マイコン」(佐藤博CFO)で、すべての半導体の売上高は同21.7%減の1,403億円となっている。
減収幅が最も大きかったのは「通信機器分野」で、売上高は同40.9%減の243億円だ。携帯電話向け半導体の売上が大幅に減少したことが要因だ。全世界市場では、高精細TFT液晶を搭載した端末への移行が予想どおりに進まず、液晶ドライバICの売上が低下、国内では、逆に第3世代への移行が進行したため、第2世代端末向けのベースバンドLSI、システムメモリへの需要が減退したという。

同社では、半導体の売上は第2四半期には、今四半期比17%増の1,647億円と見込んでいる。山口純史常務は「受注は2月で底を打ったとみていたが、第1四半期は想定より下回った。第2四半期は、デジタル家電、大型液晶ディスプレイ向けなどが回復する」と述べ、次四半期の目標は達成できるとの見通しを示した。

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