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米Microsoft、Windows Vista Beta 1の提供を開始

2005/07/28

Junya Suzuki

米Microsoftは7月27日(現地時間)、2006年内の発売が予定されている「Windows Vista(開発コード名:Longhorn)」の最新版である「Windows Vista Beta 1」の提供を同日より開始すると発表した。対象となるのは、同ベータテストへの参加を申し込んだMSDNサブスクリプション契約者などで、Microsoftによれば、MSDNならびにTechNetを通じて1万人以上のソフトウェア/ハードウェア開発者らがこのテストに参加しているという。もし今後、同テストへの参加を希望するユーザーは、MSDNのサブスクリプションが必要となる。

Windows Vistaは、Microsoftが現行のWindows XPに代わる次期主力OSとして開発を進めている製品。3つのコンポーネントコアと新API体系の「WinFX」を導入するなど、10年以上前のWindows NT 3.1でのWin32API採用以来の大きなアーキテクチャ改変となる。先日22日早朝には、初めて「Windows Vista」という正式名称が発表されたばかりだった。今回の発表にあわせて、MicrosoftからはWindows Vista Beta 1のスクリーンショットが何点かと、ファクトシートが公開されている。また、正式名称発表時には何の情報も記載されていなかったWindows Vistaのページにも、いくつかのリンクや情報が追加されている。

今回行われるWindows Vistaのベータテストは、同製品の完成度を高めるための重要なフェイズとなる。機能プレビュー的な意味合いの強いアルファ版とは異なり、ベータ版では既存アプリケーションや新規開発アプリケーション、周辺機器用のデバイスドライバの動作検証、バグ報告など、製品版により近い形での各種テストが行われる。ベータテスターらのフィードバックを集めることで、より完成度の高い製品が出来上がる。ベータテストの終了後、次は「RC(Release Candidate)」と呼ばれる製品候補版が用意され、最終的に「RTM(Release To Manufacturing)」となった段階で量産プロセスへと移行する。Windowsの場合、伝統的にベータ版・RC版ともに、ベータ1〜3またはRC1〜3という形で3段階のリリースが行われている(RC3をスキップするケースもある)。今後、Microsoftが予告するWindows Vistaのリリース期限である2006年末まで、約1年半にわたって長期間のベータテストが実施されることになる。

Windows Vista Beta 1のスタートメニュー。メニューに検索窓がついているのが従来との違い

カテゴライズされたコントロールパネル。ウィンドウが半透明処理されていることがわかる

エクスプローラでのファイルの詳細表示。画像ファイル以外のプレビュー機能もつき、表示がシンプルになっている

ある意味で最もWindows Vistaらしい3Dファイル表示機能の「バーチャルフォルダ」。3Dでフォルダ内のファイル内容が確認できる

マルチメディアファイルを一覧表示させたところ

スケジュール遅れの原因の一つとなっている検索機能。どこまでの機能が実装されるのだろうか

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