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米Palm、スマートフォン「Treo」にWindows Mobileを採用

2005/09/27

Yoichi Yamashita

米Palmと米Microsoftは26日(現地時間)、OSにWindows Mobileを採用したPalmのスマートフォン「Treo」を米Verizon Wirelessを通じて発売することを発表した。誕生以来、Palm OSのためのハードウエアとしてユーザーに受け入れられてきたPalmデバイスだが、より大きな市場を求めてWindows Mobielを搭載する。

現在Verizonが提供しているPalm OS搭載Treo(左)とWindows Mobile搭載Treo

Palm/Microsoft/Verizonの3社は、26日にサンフランシスコでプレス向け発表会を開催、Ed Colligan社長兼CEO(Palm)、Bill Gates会長(Microsoft)、Denny Strigl、CEO(Verizon)らが出席した。その席でPalmのColligan氏は、OS開発部門のPalmSourceの分離独立以来、Palm OS以外のOSの採用を検討していたことを明らかにした。Windows Mobileについては、ビジネス市場に最も浸透しているWindowsプラットフォームのメリットを強調する。Outlook MobileやOffice Mobile、Internet Explorer Mobileの搭載、Exchange Server 2003へのモバイルアクセスなど、Windows Mobile 5.0の採用はユーザー層の拡大につながると期待している。また同氏はWindows Mobile版でもユーザーがPalmデバイスに期待する使い心地や使用体験を実現していると述べ、Gates氏も「モバイルWindowsユーザーの多くが、このデバイスへの乗り換えを検討するだろう。問題は十分な在庫を維持できるかだ……」と完成度の高さに太鼓判を押した。

現時点でIntel製CPUを採用する以外は、製品名を含め詳細については明らかにされていない。EV-DOを使用するVerizonのBroadbandAccessサービスに対応するCDMA端末で、発売時期は2006年初めになる見通しだ。

Palmが22日に発表した第1四半期決算は、純利益が前年同期の1,960万ドルから1,820万ドルに減少したが、Treoは販売台数が47万台と好調で、前年同期比25%増の3億4,420万ドルの売上高に貢献した。

一方、PalmにPalm OSをライセンス提供しているPalmSourceは、9月9日に組み込み向けブラウザ「NetFront」で知られるACCESSによる買収を発表。同社は2005年1月に中国のChina MobileSoftを買収して、携帯電話向けのLinux OS関連技術を獲得。LinuxベースのPalm OSの開発を進めている。


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